こんにちは。中島めめです。
今回は、古い通帳についてのお話です。
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ある日引き出しの整理をしていたら、昔使っていた通帳が4冊出てきました。
すっかり存在を忘れていたのですが、それぞれの通帳の残高を見てみると何万円か残っています。そこで、この機会に全て解約の手続きをして来よう!と思い立ちました。残高がけっこう残っていたらラッキーだし...と期待する気持ちもありました。
電話をして事情を説明してみると、10年以上何の取引もない口座は「休眠口座」となっていて、残高を調べたりする場合でも窓口に行って手続きしないといけないとの事でした。
解約するだけならそんなに手間はかからなさそうだったので、銀行を順番に回って解約手続きをする事に。
まず、家から電車で行ける二つの銀行に行ってきました。一つ目の銀行は手続きにあまり時間がかからなくて良かったのですが、調べてもらった残高が数十円だったのでなんだか恥ずかしかったです。
二つ目の銀行は、記帳してなかった分を新しい銀行の通帳に記帳した上で解約してくださっていたせいか、手続きに1時間くらいかかりました。その通帳は、昔アルバイト先でお給料の振込先として作ったものだったので、最後に引き出した後にバイト代が1回くらい振り込まれてないかな?なんて淡い期待をしていたのですが、期待は外れ残高は数百円という結果でした。
二つ目の銀行で3時を過ぎてしまったので実家近くの信用金庫には翌日行く事にしました。ここまで来ると半分意地になっていて、一気にやってしまわないと気が済みません。
翌日車で信用金庫に向かい解約の手続きを終えてやれやれと一息つきました。ここでも残高は数百円。結局埋蔵金の発見とはいきませんでした。
埋蔵金どころか家から各銀行までの電車賃とガソリン代を考えたら残高より高くついてしまいましたが、そのままにしてあったら残高の確認もできない状態だったので、解約してスッキリできてよかったと思いました。
実家の近くに来ている事を母に伝えてあったので、終わったあと一緒に喫茶店に行きました。
そこでコーヒーを飲みながら母に「今回すんなり解約の手続きができたのは私本人が免許証を持って窓口に来れたからだよね。こういう手続きは元気なうちにやっておいた方がいいね。」と得意げに話しましたが残高を聞いて笑われてしまいました。
でも、うっかりそのままにしておいていつの日か子どもたちが謎の通帳を発見し処遇に困る、という事にならずに済んだのだからやっぱり良かったと思う事にしています。
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