電話で呼んだのに忘れて来ない母。そんな母を残して遠出する可能性が.../石塚ワカメ

みなさまこんにちは。アルツハイマー型認知症を発症した実母の近距離介護を行っている石塚ワカメです。

前回の記事:実母の徘徊、予防策を考えてみたけれど斜め上すぎてどうにもならない!

実母の食事は、朝晩は電話で我が家に呼んで一緒に食べていたのですが、最近は呼んでも来ないことが増えてきました。
電話を切った途端に用件を忘れてしまったり、準備をしているうちに忘れてしまうようです。
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徘徊の対策も兼ねて息子の保育園のお迎えの帰りに実母のアパートまで送迎することにしましたが、余裕がないときはアパートにお弁当を届けてしのいでいました。

 

我が家は、実母の介護に加え娘が生まれたばかりということもあり、しばらく旅行には行っていませんでした。が、そう遠くない将来、急な外泊を余儀なくされそうなやむをえない理由ができてしまいました。

長く細くガン闘病中だった義父の容体が急激に悪化し、余命宣告を受けたのです。少し前にガンが再発したことは聞いていましたが、ここ数ヶ月で急激にガンが他部位に転移したとのこと。

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義父は実母と同じ年の70歳...。

義母曰く、死にものぐるいで働いてきた団塊の世代。定年になり、ようやくまとまった自分の時間が持てるようになったけれど、その持て余す時間とどう付き合えるかが、健康寿命に影響するのではないか?とのこと。

義母は健康寿命を伸ばすために、めんどくさくても習い事や畑仕事などに意識的にでかけているけど、義父はあまりでかけようとせず、ずっと家で自分のガンの数値などを調べては気をもんでいたそうです。

そういえば実母も、長く続けていた仕事を定年退職したあとから、不安を多く口にするようになりました。

退職後に始めた早朝のみの掃除のバイト以外は、ほぼ外出せずにひとりで家にいることが多かったように思います。

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かっこよくてジェントルマンな義父の余命宣告はとてもショックでしたが、それ以上につらいのは義父本人や義母や旦那たち。

嫁としては義父の好きだった豆腐やゼリー、息子に書かせた絵を送る以外は何もできないので、いずれ迫る外泊時の問題の解決に模索することにしました。

まずは姉に、もしものことがあったときに泊まりに来てもらえないか打診し、了承を得ました。

万が一、姉の都合がつかなかったときのために、ケアマネジャーさんに緊急時に利用できるショートステイを紹介してもらいました。我が家から徒歩圏内なのは良いのですが、介護保険が使えない施設なため、ちょっとしたホテル並に高額!!

介護保険が使えてもっと安価なショートステイもあるのですが、数日前から予約しないと空きがないらしい。でも理由が理由だけに宿泊日の予定を立てられないし、実母を数日間放っとくわけにもいかない。

たとえ高額でもいざというときに実母を預けられる施設の存在は、私にとってとてもありがたく感じられたのでした。

次回へ続く!

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

石塚ワカメ

70年代生まれのイラストレーター。二児を育てつつ、近距離に住む実母の介護も行う、仕事・育児・介護のトリプルハードワーカー。ブログ「ワカメ絵日記」を運営。著書に「妊娠さらし絵日記(飛鳥新社)」「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」がある。

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