＜この体験記を書いた人＞
ペンネーム：むらまゆ
性別：女
年齢：44
プロフィール：専業主婦です。夫は46歳の公務員、そして問題の義弟は41歳就職歴なしのニートです。義弟の困った話を書きます。
私は44歳の専業主婦です。5年前まで、21年間働いていました。
夫は46歳の公務員、息子は17歳の高校生です。
そして問題の義弟は41歳、職歴ゼロのニートです。
義母は既に鬼籍で、義父がもしもの時について、義弟と話をした時に驚愕した事を書こうと思います。
私が結婚した時、私は25歳、夫は27歳、義弟は22歳で当時大学生でした。
義弟は3浪して大学に入学後、留年はしなかったものの司法書士の免許を取得するために卒業後は専門学校に行きたいと両親を説得し、専門学校に入りました。
そして、専門学校に6年通学しましたが、司法書士の試験に受からず断念。
その後は特に勉強はせず、パチンコ、競馬三昧の日々を現在も送っています。
浪人期間まで含めれば、小学校～専門学校まで25年間も学校に通っていたのに、結局取れた資格はゼロ。
義母が亡くなり、義父は大きな心臓の手術をきっかけに自営業を辞めたため、義実家の収入源は義父の年金のみになりました。
ちなみに義弟の国民年金は義父が20歳からずっと支払っており、自分では一度も払ったことはないそうです。
これからのことについて、義弟がどのように考えているか聞いたところ、驚愕の本音がずらり。
「将来はどうするの？」
「パチプロとして何とかなるから、大丈夫」
「パチプロは楽できる仕事ではないと思う。わざわざ大学行って専門学校行った意味は？」
「働きたくなかったから。ただそれだけ。最初から資格を取るつもりも勉強するつもりもなかった。年とったら甥っ子（私の息子）に養ってもらうし、無理なら生活保護でも受けるから心配するな」
「生活保護は働く気がない人を助ける制度ではないし、息子が将来結婚する時の足枷になるから絶対に頼らないで欲しい。
旦那の給料が上がる事はコロナ禍を考えると難しいし、私も病気を持っているから在宅で細々と働くしかない。それでも働く気はないのか」
「ない。働く意味を感じない。親が死んだら遺産も入るしパチンコで増やすから心配無用」
まるで宇宙人と話しているような気分でした。
大学や専門学校に通ったのはただ働きたくなかっただけ...。
亡くなった義母に恨み言は言いたくありませんが、何とかならなかったのでしょうか。
41歳で職歴なし、資格なしで雇ってもらえる職場があるのでしょうか。
何より、本人に働く気がないのが一番問題です。
また、「結婚して婿入りしたい」とも言っていましたが、家事はできず好き嫌いが多く食べられないものばかりの義弟。
そんな男と結婚しようという神様みたいな女性はいないと思います。
とりあえず義父の手術は成功したのでしばらくは大丈夫みたいですが、心配の種はなくならず困っています。
関連の体験記：「話があるの」兄と二人、呼ばれて帰った実家で...79歳の母から告白された「驚きの話」
関連の体験記：あなた、母親の自覚はあるの？ 長女が「17歳で出産した孫」を家族で育てている我が家だけど...
関連の体験記：「トイレはふたを閉めて流して！」9歳の孫が必死に家族に伝える理由に感動した「ばあばの私」
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。
