<この体験記を書いた人>
ペンネーム:myb
性別:女
年齢:46
プロフィール:15年間の結婚生活に終止符を打ち、歩み始めたばかりのシングルマザーです。
2005年、私は結婚式を挙げました。
親戚や友人を呼んで気をつかいたくないという思いや、挙式代を節約しつつも新婚旅行は楽しみたいという理由から、海外挙式です。
夫(当時31歳)とともに、初めての海外旅行=結婚式へ。
挙式は現地到着の翌日夕方から、夕日とビーチが美しい時間帯です。
教会で無事に結婚式を挙げ、その後はビーチで記念撮影。
全ての行事が終わると、ホテルの部屋に戻って一休みしました。
そして、結婚式から1時間後。ちょうど日が沈んだ頃に、買い物がてら2人でホテルの近所を散歩することにしました。
夜の街は昼間と打って変わって大人な雰囲気で、夜の店で働くお姉さんの色っぽい視線など、ちょっと危険なムードも漂っていました。
散歩中、ふと雑貨屋さんに立ち寄りました。
一見普通の雑貨屋さんで、Tシャツやジョークグッズを販売しているようなお店です。
しかしそこの一角に、夫が心を奪われてしまうコーナーがあったのです。
そのコーナーとは、アダルトDVDコーナーでした。
結婚前から、夫が生身の女性よりもDVDを好んでいたことは認識していましたし、ある程度理解はしていました。
数々の魅惑のDVDが並ぶそのコーナー。
そこで夫が手に取ったものは、日本人女性が主役のアダルトDVD。
海外なのに外国人を選ばないんだと心の中でツッコミつつも、「何でこのタイミングでDVDなの?」と、私の頭の中は「?」でいっぱい。
「それ、どうして今買おうとしてるの?」
「お土産だよ。この人は人気だし、日本ではなかなか買えないものなんだ」
DVDの価値は私には分からないし、男友達にあげるのかな、とその時は納得しましたが、よくよく考えると、お土産が1個だけって変ですよね。
ちなみに、そのお店は教会やビーチから至近距離。
つい1時間前の私たちの挙式も、店員さんは見ていたようです。
お会計の際、日本人男性と思われる店員さんはDVDに目をやると「さっき、そこで結婚式をあげていましたよね」と夫に声をかけてきました。
夫は「はい」と平然と答えましたが、私もてっきりお土産だと信じてしまっていたので、その場はあえて沈黙。
そんな私たちの様子に唖然として言葉を失いつつ、商品を包む店員さん。
なんとなく変な空気のままお会計を済ませ、お店を出ました。
それから1年ほど経った頃でしょうか。
夫の実家で、その時のDVDを発見!
「どういうこと⁉」と夫を問い詰めると、返ってきた答えは「自分へのお土産」。
当時の私は夫に言いくるめられて納得していましたが、一歩間違えば成田離婚になっていてもおかしくないですよね...。
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