足の衰え? 脳の衰え? 気づいたら階段を一段抜かしで駆け下りられなくなっていた自分にショック

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:おこめ
性別:女
年齢:46
プロフィール:夫と子ども2人。ポイ活大好きな派遣社員。

足の衰え? 脳の衰え? 気づいたら階段を一段抜かしで駆け下りられなくなっていた自分にショック 13.jpg

私(46歳)は日々を楽しく、忙しく過ごしています。

見た目は変わってきたけれど、心はまだ20代! そんな気持ちで生きています。

小さい頃の遊びと言えば「ドロけい」でした。

「ドロけい」とは、お友だちで集まって泥棒組と警察組に分かれて鬼ごっこする遊びです。

12階建ての大型団地に住んでいたので、追いかけっこは全階をフル活用。

階段を2段3段抜かしで降りるのも朝飯前、毎日飛ぶようにたくさん走り回っていました。

そして月日は流れ、私は20代で出産、若いママになりました。

「若いからお願い」と年上ママたちに押し付けられ、幼稚園の運動会ではリレーの選手を毎年やりました。

子どもが2人いたので4回もです。

そして、小学校の運動会でも必ず親の種目には出場していました。

そんな調子だったのですが、子どもが大きくなるにつれ一緒に遊ぶこともなくなり、体を動かす機会もなくなっていきました。

それでも運動神経には自信があったので、特に気にしないまま過ごしていました。

そして、つい先月のことです。

息子(15歳)と娘(18歳)と電車でお出かけをすることになりました。

最寄り駅に着いたら、乗ろうと思っていた電車が着く2分前。

私たちはその電車に乗りたい一心で急いで改札を通り、階段を必死に駆け下りていきました。

周囲に人は少なく、子どもたちはさっそうと階段を一段飛ばしで駆け下りながら「ママ! 急いで!」。

でも! でも! 私は階段を飛ばして駆け下りられなくなっていたのです。

ホームまでの階段を一段ずつ降り、必死でついていく私。

頭では一段飛ばしをしようと思うのですが、体が「怖い! 足がもつれそう」と拒否します。

そんな私を見て子どもたちは「ママの降り方変だよ」と大笑い。

なんとか電車には間に合いましたが、正直すごくショックでした。

いつもはホームまでの長い階段をエスカレーターで降りていたので、できなくなっていることさえも気づいていませんでした。

そして数日後、出勤のために電車を待っているときに、周りに人がいなかったので試しに階段で一段抜かしをやってみました。

すると1回はできるのですが、次の足が出ません。

なぜなんでしょう? 歳なのでしょうか? 本当にできないんだと改めて実感しました。

ただ、歳だからといってエスカレーターばかり乗らず、階段を使うことに決めました。

少しでも体を動かすようにしています。

いつか昔のあの感覚が戻ってきたらいいな...と思いながら。

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