日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「やりたいことがあり過ぎて浮き足立ってしまう」というお悩みに、ノンフィクション作家の松原惇子さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?
【お悩み】
やりたいことがあり過ぎて焦っています
家の中のこと、趣味のこと、旅行など、やりたいことがあまりにも多くて、時間の配分が上手にできません。
浮き足立ち気味で、あれもこれもと考えると焦りも出てきます。
長野県N・Sさん(76歳)
【おこたえ】
やりたいことリストを作って行動していきましょう
やりたいことが見つからない人は多い。
それなのに、やりたいことが多いあなたは、なんて幸せな人なのかしら。
正直、これはお悩みとは言えませんが、全部やりたいみたいなので、お答えしますね。
すぐにやることは、まず紙に「やりたいこと」を書き出し、「やりたいことリスト」を作ることです。
文字にすることで、本当にやりたいことが見えてきます。
そして、リストを見ながら、いま、いちばん心がときめくものは何か考え、順位をつけてみる。
全部やろうとするから焦るので、ときめく1位のことからやる。
例えば「風景画を描く」だったら、すぐに画材店に走る、カルチャーセンターの講座を申し込むなど。
とにかく、行動することです。
やってみて違うと思ったら、ときめき2位に進む。
死ぬまでに時間はもてあますほどあるのだから、焦りは禁物。
まずは心を落ち着かせてください。
部屋の明かりを落として、クラシック音楽を聴きながら、ワインでも飲みつつゆったりと......。
●松原惇子さん(ノンフィクション作家)
※記事に使用している画像はイメージです。
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