日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「自治会の仕切り屋のおじいさんが本当に嫌...」というお悩みに、作家で合気道家の三枝龍生さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?
【お悩み】
仕切り屋のおじいさんの存在が本当に嫌
私の住む自治会のなかに一人、嫌な存在が...。
役員を長くやられていた80歳近い男性が、すべてに目を光らせ、仕切りまくるのです。
現在は役員ではないので「口出ししないでほしい」と周りは思っていても、本人は一向に気付きません。
声を聞くだけでジンマシンが出そうです。
最近は、その人が嫌なのではなく、大きな声で高慢な態度の男性全般が、自分は苦手なのかも...という感覚になってきました。
秋田県 F・Aさん(55歳)
【おこたえ】
「サンキュー」の言葉の魔法で人は変容していきます
儂(わし)はまず、人を4つの穴でみます。
人の"気"というものが出入りする体のツボには穴があります。
その穴にタイプがあるのです。
睡穴(すいけつ―気を吸収する)、汚穴(おけつ―邪気を吹き出す)、互穴(ごけつ―気持ちが交流する)、閉穴(へいけつ―何も感じない)。
質問者は互穴。
相手と相互に気の交流のできる人。
問題の人は、汚穴。
一方的に邪気を出しまくる人。
互穴は特に被害を受けます。
ですが、イメージ力が強いので、まずはこの事態を無視して、ラッキーだと捉えてください。
次に、その問題の相手に対して「サンキュー」と言っている自分をイメージしてください。
実際に、口には出さなくて結構です。
とにかく、そういう事態があるごとに、この場はラッキーなんだな、そして相手に対してサンキューと、イメージしてください。
大変おもしろいもので、必ず相手は変容します。
相手も人とのコミュニケーションが下手で、重要感を持ってほしいがために、そういう態度に出ています。
それを繰り返すと、事態は変わるものなのです。
ぜひ試しにやってみてください。
これは儂がよくやる方法です。
それでは。
●三枝龍生さん(作家、合気道家)
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