みんなのケア

足の青い血管がウネウネ...「下肢静脈瘤」を自分で治す「ゴキブリ体操」と「逆自転車こぎ体操」

逆自転車こぎ体操

足全体を使った体操です。

太ももの筋力を強化し、血液を足から心臓に戻す働きを高めます。

「1、2! 1、2!」と声に出すとやりやすいでしょう。

(1)いすに浅く腰かけて、背もたれに背中をつけます。足は肩幅の広さに開き、両手は座面の脇を軽く握ります。

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(2)足を持ち上げて、自転車のペダルをこぐのと逆向きに回します。左右の足を交互に10回転ずつ3セット繰り返します。

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体操の3つのポイント

【ポイント1】午後から夕方にかけて行う
足の症状が出やすいのは、午後から夕方にかけて。その時間に行うと効果を実感しやすくなり、続けるモチベーションが高まります。

【ポイント2】こまめに毎日行う
一度やって効果が出ないからとあきらめないで。毎日続けることで症状は改善に向かいます。毎日続けられるよう、1日に行う時間は短くてOK。

【ポイント3】効果がないときは受診する
1カ月以上続けても症状がまったく改善しない、むしろ悪化しているという場合は、別の病気が原因の可能性があるので医療機関を受診してください。

撮影/木下大造 モデル/竹田麻衣

<教えてくれた人>
お茶の水血管外科 クリニック院長
広川雅之(ひろかわ・まさゆき)先生
1962年、神奈川県生まれ。東京医科歯科大学血管外科講師、医学博士、外科専門医、脈管専門医。高知医科大学卒業後、ジョーンズホプキンス大学医学部留学、東京医科歯科大学血管外科助手などを経て現職。

この記事は『毎日が発見』2021年7月号に掲載の情報です。
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