みんなのケア

すぐにできる簡単「肩甲骨ほぐし」を医師、医学博士の根来先生がレクチャー

肩甲骨をはがす

腕を上げるときに肩甲骨を開いて上げる、下げるときに肩甲骨を寄せて下げるという動きで、柔軟性をアップ。

【前後各5回×3セット】

(1)背すじを伸ばし、指先を肩にのせる

すぐにできる簡単「肩甲骨ほぐし」を医師、医学博士の根来先生がレクチャー 2302_P017_03.jpg背中を背もたれから離して浅く座り、背すじを伸ばす。その状態から指先を左右の肩にのせて、胸をしっかり張る。

(2)前後にクルクルと大きく回すすぐにできる簡単「肩甲骨ほぐし」を医師、医学博士の根来先生がレクチャー 2302_P017_04.jpg両ひじで前後に円を描くイメージで、腕全体を前から後ろに5回、後ろから前に5回、回す。腕はできるだけ大きく回し、指先は肩から離れないように注意を。

《肩甲骨のガチガチ度をチェックしてみましょう》

(1)体の前で両手のひらと両ひじをぴったりと合わせる。

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(2)手のひらとひじをくっつけたまま、真上に上げる。すぐにできる簡単「肩甲骨ほぐし」を医師、医学博士の根来先生がレクチャー 2302_P017_06.jpg

(1)で両ひじがつかなかったり、(2)で鼻の高さまで上げられない人は、肩甲骨が硬くなってガチガチになっている可能性があります。

取材・文/寳田真由美(オフィス・エム) イラスト/moeko 

<教えてくれた人>
医師、医学博士

根来秀行(ねごろ・ひでゆき)先生

ハーバード大学医学部客員教授、ソルボンヌ大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授など。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたる。著書多数。

この記事は『毎日が発見』2023年2月号に掲載の情報です。
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