命に関わるさまざまな病気を引き起こす「高血圧」。国内に4300万人はいると推計されていますが、放置している人や対策が続いていない人は3100万人とされています。そこで今回は名医が本気ですすめる、最新の高血圧を治す方法をご紹介します。埼玉医科大学医学部 教授の牧田 茂(まきた・しげる)先生に、ふくらはぎの血流をアップする「2秒かかと上げ」を教えてもらいました。
※この記事は月刊誌『毎日が発見』2022年2月号に掲載の情報を再構成してお届けします。
ふくらはぎの血流アップ
2秒かかと上げ
[効果]
- ふくらはぎの筋力アップ
- 血流が良くなる
- こむら返りの予防
10回繰り返す
1.足を肩幅に開き、背すじを伸ばして立つ
2.つま先に重心をかけ、2秒かけてゆっくりかかとを上げる。そのまま2秒静止
【ふらつく人は】
壁や手すり、いすの背などにつかまって行いましょう。
3.上げたかかとを、2秒かけてゆっくりと下ろす
〈ふくらはぎは第2の心臓〉
「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎには、伸び縮みすることで静脈の血流を促す腓腹筋とヒラメ筋があります。両方の筋肉をバランスよく鍛えることで、まとまった時間歩いても疲れにくく、転倒しにくくなります。