正座にひざ裏伸ばしにウォーキング! 「足」を使って血管を広げる3つの「NO体操」で高血圧改善へ

脳卒中や心筋梗塞など、さまざまなリスクを秘めた高血圧。「男性よりも女性の方が血圧は低めだから...」と油断をしてはいませんか? 実は更年期以降の女性は高血圧になりやすく、その際のリスクは男性よりも高めなのだとか。そこで今回は、東京女子医科大学 高血圧・内分泌内科教授の市原淳弘(いちはら・あつひろ)先生に「"血圧を確実に下げる"10の方法」を教えてもらいました。

教えてくれたのは:東京女子医科大学 高血圧・内分泌内科教授 市原淳弘(いちはら・あつひろ)先生


専門は内分泌疾患全般および高血圧診療。特にホルモン異常による高血圧、閉経期以降の高血圧など。著書、テレビ出演多数。

2.ひざ裏伸ばし【1日3セット×2回】

いすに座る

2105_P009_01.jpgいすに浅めに腰かけ、両足をぴったりと床につける。背筋はピンと伸ばすように意識。

片方ずつひざを伸ばす(左右各30秒)

2105_P009_02.jpg片方のひざを伸ばし、上体を前に倒しながら手の先をつま先に近づける。イタ気持ちいいところで止め、30秒キープ。反対側の足も同様に行う。

[これでリセット]
関節の中でも特に筋肉量の多いひざは、NOの産生力が高い部位。また、定期的なストレッチは動脈硬化を防ぐのにも有効です。疲れたなと思ったら、ひざの曲げ伸ばしをするようにしましょう。

【まとめ読み】特集「血圧を確実に下げる10の方法」記事リストはこちら!

取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) イラスト/熊本奈津子

 

『毎日が発見』

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この記事は『毎日が発見』2021年5月号に掲載の情報です。

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