『公式レシピブック おうちで作れるダンジョン飯』 (九井諒子、池田美希/KADOKAWA)第5回【全6回】


シリーズ累計発行部数1,400万部を突破した大人気漫画『ダンジョン飯』。2024年にはテレビアニメが放送されて大好評を博し、さらに2027年10月からは待望の第2期放送も決定している注目の作品です。物語の舞台は迷宮(ダンジョン)。主人公・ライオスたちは、次々と現れる魔物を知恵と工夫でおいしい料理に仕上げ、旅を続けます。そんな物語に登場する「魔物料理」を、ご家庭にある身近な食材と調味料でリアルに再現したのが、初の公式レシピ本『公式レシピブック おうちで作れるダンジョン飯』(KADOKAWA)。今回はこの本の中から、ファンならずとも思わず挑戦してみたくなる厳選レシピをご紹介します。

※記事内に登場する料理名や名称は、原作『ダンジョン飯』に登場する架空の魔物です。実際のレシピでは、スーパー等で手に入る身近な食材を代用し、『レタスクラブ』の監修のもと、再現しています。

※本レシピは九井諒子(原作・イラスト)、池田美希(料理制作)著の書籍『公式レシピブック おうちで作れるダンジョン飯』から一部抜粋・編集しました。

レシピ考案▷池田美希さん
料理研究家。栄養士。「簡単だけど手抜きじゃない、どこかおもしろさのある料理を」がモットー。豊富なアイディアと素材を生かした一工夫で、『ダンジョン飯』の世界観をおいしく再現してくれました!

【『ダンジョン飯』より】コカトリスの石焼き親子あんかけ


*材料 (2人分・16×6.5×深さ6.5cmの耐熱皿2個分) 
大麦<温かい押し麦ご飯で代用> …… 400g
コカトリスのバラ肉<とりひき肉で代用> …… 120g
コカトリスの卵<とりの卵で代用>…卵1個、卵黄1個分
ドライアドの実<玉ねぎで代用>…… 1/4個(約50g)
マンドレイクの実と葉〈かぶとかぶの葉で代用〉 …… 1個(約150g)
石化消し草(未鑑定)の葉<貝割れ大根で代用> …… 1/4パック 
〈A 混ぜる〉
・酒、みりん …… 各大さじ1
・しょうゆ …… 小さじ2
〈B〉
・しょうゆ、みりん …… 各大さじ1
・だし汁 …… 300ml
水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1を水大さじ2で溶いたもの)
サラダ油

■作り方
1. 玉ねぎは縦薄切りにする。かぶは1.5cm角に、かぶの葉は3cm幅に切る。

2. 貝割れ大根は長さを3等分に切る。

3. フライパンに油大さじ1を中火で熱し、ひき肉を入れて色が変わるまで炒める。1を加えて3〜4分炒め、Aを加えてさっと炒め合わせる。

4. 耐熱容器に押し麦ご飯を敷き詰め、3をのせてオーブントースターで3〜4分焼く。

5. ボウルに卵を割り入れ、卵黄を加えて溶きほぐす。

6. 鍋にBを入れて中火で熱し、煮立ったら絶えず混ぜながら水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつける。強めの中火にして5を細く回し入れ、ふんわりとしたら大きく混ぜ、4にかけて2を散らす。


【『ダンジョン飯』での登場シーン】
地下5階。爆発などで破壊された場所を補修する生物、ダンジョンクリーナー。その補修力を利用してセンシが皿を作り、コカトリスの肉やドライアドの実で親子あんかけを作った。皿ごと食べられる料理ではあるが、ダンジョンクリーナーで作った皿は、青虫と鉄とレモンを混ぜたような味がして非常にまずいらしい…。

【『ダンジョン飯』再現レシピこだわりエピソード】
艶やかなあんが食欲をそそる、親子あんかけ。一見、親子丼風ですが、あんかけの下の麦飯やひき肉を、トースターで焼いているのがポイント。香ばしい麦ご飯にとろりとしたあんがよく合った、料理家さんの渾身の作。
もう一つ注目してほしいのが、器。原作の「石焼き」感を出そうと、写真はテラコッタの花器を使用しています。器にこだわって再現するのもおすすめです!

レシピ考案/池田美希 撮影/田村昌裕 スタイリング/しのざきたかこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/渡辺ゆき

(C)九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

【編集・テキスト=渡辺ゆき】