義父に暴力をふるわれても、家族に人生を捧げた義母。病床で涙を流しながら...私にだけ託した「遺言」<後編>
「2年前に亡くなった義母とは、結婚して20年間、最後まで分かり合えないと思っていました。義父に暴力をふるわれても『妻は家族のために尽くすもの』と言い続けた義母。そんな義母は亡くなる1カ月前に、病床で私にだけ託した言葉がありました。その言葉は今の私の根幹になる大事な言葉になっています」
「私の人生は何だったのか...」病床で義母が語り始めて...
もともと痩せ型だったのがさらに痩せ、どんどんやつれていきました。
「この人の人生はなんだったのか、本当に満足だったのか」
私は弱っていく義母を見ながら、すごく悲しくなったのを覚えています。
そして亡くなる1カ月前、入院中だった義母と2人きりになることがありました。
その時、義母が語った言葉が今でも忘れられません。
「私の人生はいったいなんだったのか。自分のやりたいことはすべて後回しにしていたら、こんな病気になってしまった。私はもう長くない。すごく後悔してる。あなたにはやりたいことは今やってほしい。息子や孫のことは後回しでいいから」
2人とも号泣しました。
義母の心の叫び声が聞こえた瞬間でした。
その後、義母はほとんど話すことができなくなり、そのまま亡くなりました。
今、私はやりたいことをやっています。
夢を目指すために学校にも通い始めました。
夫に相談したところ、喜んで送り出してくれました。
息子も「僕も夢が叶うようがんばるから、お母さんもがんばって」と言ってくれました。
毎日充実しています。
今、私が夢に向かって迷うことなく進めているのは、義母が背中を押してくれたおかげです。
お義母さん、ありがとう。
※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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