「デイサービスで事務のパートをしていたときのことです。同年代の女性ばかりで働きやすい職場でした。ただ、所長だけが曲者で...。ある日飛び出した『みんな4カ月で辞めちゃうのよね』という謎発言。そして、4カ月後、その言葉の意味を身をもって知ることになるなんて...!」

「みんな4カ月で退職する」職場で4か月目に命じられた業務に唖然。これは無理...私も退職します!(1)

所長から依頼された仕事に「はぁ!?」

ある日、所長から呼ばれた私は「介護記録と計画を立ててほしい」と頼まれました。

私は事務員での採用だったため、介護の資格は持っていないし、当然、介護の現場に出たこともありません。

ずっと事務所でパソコン作業のみをしていたので、利用者さんと会話をすることもなく、性格や持病どころかお顔すら知らない状態だったのです。

それでも所長は、会ったことも話したこともない利用者さんの様子について詳細に記載してほしいと言うのです。

「あなたはコピーライターをしていたんだから、できるでしょ」

私は以前、正社員でコピーライティングの仕事をしていました。

所長はそれを指していったのですが、いくらコピーライターでも、経験したことも見たこともないことは書けないし、利用者さんのことを勝手に書いていいはずがありません。

「いいから書いてみて」と言われ、戸惑いながら架空の利用者についての報告書を書きました。

納得したわけではなく、できないことを分かってもらおう、そして、こんなことをやらせる職場はできるだけ早く辞めようなどと考えていたのです。

しかし、所長はしばらく私のでたらめな報告書を読んだ後、なんとダメ出しをしてきたのです。

「ここの、静かに座っていましたってメモは、この人は機嫌が悪かったってことなの。それくらいも想像つかないの? これじゃああなたに働きに来てもらっている意味がないわ」

理不尽なダメ出しを言った後、所長は出かけてしまいました。

いやいや、私事務職ですし資格もないし利用者さんに会ったこともないって言いましたよね? それなのに無理やり書かせてダメ出しっておかしいでしょ! 

そこを求めて採用したって言い分も納得がいきませんが、文句を言うべき相手は不在です。

そして所長が戻ってきたとき(買い物をしてきた様子)には私はちょうど終業時間。

無言の所長に「ご期待に沿えず申し訳ございませんでした」とのみ挨拶して、帰宅しました。

後日、役所に確認すると、無資格者が書いたものを有資格者がチェックして印鑑を押すのなら大丈夫なんだそうです。

ま、印鑑も私が代理で押す流れになりそうだったので、やらされなくて良かった...。

その後、本社に事情を伝え、私は退職しました。

私がその職場にいた期間もまさに「4カ月」でした。

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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