「突然倒れ、救急搬送された親友に下った診断はうつ病でした。明るくて頭も良く、非の打ちどころのない彼女には誰にも言えない悩みがありました。近くにいた私はその悩みにも気づかず、今でも悔やんでいます。完全に治るには時間がかかるでしょう。私は少しでも気分が良くなる日が増えるよう、見守りたいと思います」

親友の現在の様子は...

実は勤めた職場でも仕事が上手くいかず、悩んでいたそうです。

それも上手くいかないことを責められていたわけではなく、職場の皆さんが心配してくれたりフォローしてくれたりするのが申し訳なく心苦しかった、と。

辞めようかと夫に話すと「家計のために頑張ってほしい」と言われて辞められなくなった、と。

彼女の1番上の娘さんは声優志望で専門学校を卒業したものの、まだプロにはなれていません。

真ん中の男の子は家庭の経済事情を考えて大学進学はやめましたが、1番下の小学校低学年の男の子は幸い無邪気に過ごしているようです。

自分が仕事を辞めて楽になるために、娘に夢を諦めて普通に働いて家にお金を入れて、とは言えなかった彼女。

一方、大学を諦めた真ん中の男の子には、「奨学金制度もあるし、夢があるならおじいちゃんやおばあちゃんに相談もしてみるから進学してみたら?」と話していたけれど拒否されたと聞きました。

それも彼女に暗い影を落としたようでした。

1人で悩んで、頑張って、追い込まれて...周りの私たちが気づけなかったことが悔やまれます。

でも、「どうして相談してくれなかったの」とは言えませんでした。

私に相談されても、彼女の夫の仕事を紹介したり、娘さんをプロにしてあげることもできないからです。

一緒に泣くしかない自分自身に腹が立ったし、自分も辛いのにそんな私に気を遣う彼女の姿がたまらなく切なかったです。

彼女の病状は行ったり来たりだと娘さんが報告してくれています。

突然泣きだしたりする日もあるそうです。

「静かに見守ってあげてね、泣けるようになっただけ、感情を表に出せるようになっただけ、お母さんは良くなってると思うから」と伝えました。

「急がなくていい、行ったり来たりでいいんだよ」と彼女にも彼女の家族にも伝えています。

完全に元気になるのは時間がかかるでしょう。

でも、気分のいい日が少しずつ増えればいいな、と思っています。

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