「私はあなたの母である前に女よ!」27年経った今も理解できない母の言葉と1枚の写真<後編>
「母は昔からとにかくモテる人でした。私が17歳のときに再婚した今の父と出会う前にも『彼氏』がいて、平気で『私が男を作ることが悪いの?』と当時中学生の私に言うような人でした。あのときどうしてそんなことを私に言ったのか、母の年齢を超えた今になっても、まったく理解できません」
「あんたがいるから結婚できないのよ」と言われたことも
その後、母からは、その男性に「あなたと結婚したいけど子どもは引き取れない」と言われたことで口論になり別れたと聞きました。
母はその人が好きだったのでしょう。
私はことあるごとに「お前のせいで別れたから責任とれ」と言われ続けました。
その後、私が15歳のときに、母は今の父と出会いました。
母は再婚したがっていたし、父は私を引き取ることを拒否はしませんでした。
ですが、私は以前の嫌な記憶があったため、条件として「私が高校卒業まで再婚は待ってほしい」とお願いしました。
最初は分かってくれたと思っていましたが、母は待てず、2年後に私の考えを無視して再婚を決めてしまいました。
そして...母からはまた同じようなことを言われました。
「私はあなたの母である前に女なの、女の幸せを掴んじゃだめなの? 私は一人ぼっちの老後を送れと言うのか!」
もう何も感情は浮かびませんでした。
高校生の私は、感情をぶつけ合うよりその場をうまく立ち回ることしか考えられなくなっていました。
しかし母には育ててもらった恩もあります。
父との出会いには感謝しています。
結婚記念日と誕生日にはバラの花束をもらうことを、楽しそうに母が毎年話してくれるのを私も嬉しく思います。
ですが、当時の母の年齢を超えた今でも、母に言われたことを私はまったく理解できません。
今後も母に聞くつもりはないし、父の前では聞くことはできません。
いつか理解できる日が来るのか、それも分からないのです。
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