「離婚後シングルマザーとして5歳の息子を育てていた34歳の私は、8歳年下の彼からプロポーズされます。しかし、彼の母は『絶対苦労する』と結婚に大反対。諦めかけていた私でしたが、父親に話したという彼からの電話は予想外な内容でした」

「子持ちで8歳年上」の私との結婚に彼の母は大反対。でも、彼の父の言葉に涙があふれて...<後編>(2)

■私と息子、そして彼の運命は...

...嫌な予感がしました。また反対されたんだな、きっと。

「どうしたの?」

恐る恐る尋ねる私

電話口の彼の声は弾んでいました。

「父親に話したら、孫ができるのか? と喜んでいるんだけど」

「えっ」

予想もしなかった答えに私は動揺を隠せません。

「だから父親が孫ができるって言って喜んでいるんだよ。しかも子どものためにも早く結婚しなさいって言ってるんだけど」

私は彼の言葉にあまりにもびっくりして、同時に嬉しくて涙があふれだしました。

...会ったことがない私との結婚をすすめてくれるなんて。

「とりあえず帰ったら話すから」

そう言って電話は切れました。

戻ってきた彼に詳しく話を聞くと、彼の父親は「自分の息子が選んだ人なら間違いはない」と言ったそうです。

「年上の女性の方がお前に合ってる」とも。

そして、私に子どもがいるということを話したときには、親になる覚悟ができた彼をほめ、義父自身、孫ができるということをとても喜んでいるとのこと。

さらに彼の母親は彼の父親の反応を見た後に「お父さんがそういうなら私も賛成するわ! 最初は反対してごめんね」と言ってくれたそうなのです。

寛大な彼の父親のおかげで話はどんどん進み、思った以上に早く彼と結婚することができました。

義父となった彼の父は、その言葉通りに孫が出来たことを一番喜んでくれて、孫になった私の息子に今も惜しみなく愛情を注いでくれています。

そして8歳年上の私のことも自分の娘のように可愛がってくれます。

私たちを幸せに導いてくれた義父。

今でも心から感謝しています。