長期休みには、帰省する人も多いですよね。しかし中には帰省の"順番"に関して、お姑さんから文句を言われてしまったお嫁さんもいるよう。ネット上では「実家より前に嫁ぎ先へ帰省すべき」という考えに、疑問の声が上がっています。
自分の親を優先に考えるのは非常識?
話題になったのは、結婚して半年が経つお嫁さんのエピソード。お嫁さんは先日義実家に行った際、義母から「お盆休み、先に○ちゃん(お嫁さん)の実家に行ってからうちに来たけれど順番が違う」「嫁いだらここがあなたの実家だから、自分の親を優先に考えてはいけない。それが常識よ」と言われたことを明かしています。しかし帰省する順番は夫婦の予定と距離を考えて決めており、お嫁さんは義母の言葉を不快に思ったとコメント。ネット上で「皆さんは帰省やお墓参りの順番など、嫁ぎ先優先で考えていますか?」と相談を寄せました。
この相談には、お嫁さんたちから「あなたと義母のどちらが常識というよりは、単純な考え方の違いだと思いますよ」「今の時代、あまりない考え方。普通に自分の都合でスケジュールを決めるべきでしょ」「息子夫婦に大切にされたいという気持ちが強いだけ。気にしなくていいと思う」といった声が続出。多くのお嫁さんたちが"嫁ぎ先から帰省すべき"とは感じていないようです。
帰省の順番問題にはどう対処すべき?
お嫁さんにとっては気にならない帰省の順番も、お姑さんにとっては"気になるチェックポイント"。お姑さんから反感を買わないために、多くのお嫁さんはさまざまな方法をとっています。
まず多かったのが、"帰省の順番を言わない"という方法。「わざわざ帰省の順番を言わずに、義母には『わかりました?』といい嫁を演じるのが一番。いらつくのも揉めるのも時間のムダですしね」「厄介ごとのタネになることは言わないのが一番ですよ」といった声が上がっていました。
また「旦那さんにきちんと説明してもらったら?」「お嫁さんから言うと角が立つから、旦那さんから『こういう理由で先にお嫁さんの実家に帰る』と伝えてもらうのがいいと思う」という人も。帰省の順番にこだわりがない場合は、「つき合いの短い相手(義実家)と阿吽の呼吸で済む相手(実家)を同等に扱おうと思ったら、つき合いの短い相手に重きをおくのは問題を避けるためには当然」というお嫁さんもいるようです。
帰省やお墓参りに関する考え方を、まずは夫婦で一度話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
文/藤江由美