全国において「そよ風」ブランドで高齢者介護事業を展開する株式会社SOYOKAZEは、2023年11月1日から12月1日までに、高齢者介護施設「そよ風」を新たに3か所開設しました。同社は「そよ風」というブランド名で、在宅系のショートステイやデイサービス、居住系のグループホーム、有料老人ホームなど、幅広い介護サービスを全国展開しています。複数のサービスを同一建物内で運営する「複合施設」を多数展開しているのが大きな特徴です。今回の開設により、同社が展開する施設は、全国41都道府県で366拠点、サービス合計は712事業所となりました。
利用者の目標に向けたカスタマイズサポートと家庭での介護負担軽減を目指す
東京都町田市で11月1日に開設した「町田成瀬(まちだなるせ)ケアセンターそよ風」は、デイサービスとショートステイを備えた複合施設です。
デイサービスでは、利用者の 「なりたい姿」を目標に設定し、それに合わせた機能訓練や活動をサポートします。
例えば、「歩行に不安があるけど日帰り旅行に行きたい」という目標に向けて屋外の歩行訓練スペースで下肢筋力の強化・段差歩行をクリアする機能訓練を実施、また「趣味の園芸をもう一度楽しめるようになりたい」とした目標に対しては立ち上がりや指先の訓練、施設内の園芸スペースでの作業を行えるまで段階的にステップを設定するなど、各人に添ったサポートを実施します。
ショートステイでは、IoTシステムを導入するなどプライバシーに配慮し、自宅のように快適に過ごせる環境を整えています。
さらに、家庭での介護負担を軽減するため、施設に滞在する間に生活のリズムを整え、家族には自宅でのケアに関するアドバイスを提供します。
住み慣れた自宅での生活維持をサポート、食の楽しみと多彩なイベントでQOL向上に取り組む
神奈川県伊勢原市で12月1日に開設した「伊勢原ケアセンターそよ風」は、デイサービスとショートステイを備えた複合施設です。
いつまでも住み慣れた自宅での生活が続けられるよう、自宅環境に類似した機能訓練室を完備し、日常生活に役立つ機能訓練を提供しています。
また、元気で過ごすために欠かすことのできない重要な要素であり、「そよ風」の特徴でもある『おいしい食事』を提供するだけでなく、食事を楽しむ体験を提供します。
デイサービスの食堂では調理の様子が見えるオープンキッチンを採用。
ショートステイフロアでは調理映像をライブ中継し、日常生活ではみられない非日常的な刺激を促します。
その他、マグロの解体ショーなど多彩な体験型イベントも開催していく予定。
さまざまなイベントや体験を通して、QOL(生活の質)の向上を目指します。
デイサービスの食堂では調理の様子が見えるオープンキッチンを採用。
ショートステイフロアでは調理映像をライブ中継し、日常生活ではみられない非日常的な刺激を促します。
その他、マグロの解体ショーなど多彩な体験型イベントも開催していく予定。
さまざまなイベントや体験を通して、QOL(生活の質)の向上を目指します。
香川県高松市に3施設目の「そよ風」、同社2例目の4ユニット(※)のショートステイ
同じく12月1日、香川県高松市に開設した「高松三名(たかまつさんみょう)ショートステイそよ風」は、短期的な入所で家族に代わって生活をサポートするショートステイ施設です。
香川県高松市内への「そよ風」ブランドの出店は3施設目、同社における4ユニットのショートステイ単独施設は「鳥栖(とす)ケアセンターそよ風」(佐賀県鳥栖市、2022年5月開設)に次ぐ2施設目となります。
※ユニット:専用の居住空間における10名以下の少人数グループの生活単位
施設の特徴でもある広々とした屋外スペースでは、足湯や園芸、バーベキューをはじめ外で食事など、さまざまな活動が楽しめます。
健康効果やリラックス効果などが期待できる日光を感じながら利用者の元気を引き出す場所として活用していきます。
館内には利用者の家族が宿泊できる特別室も用意。
また、地域交流室も併設しており、地域の人々が交流や相談できる場所として利用できます。
地域に根差したセンターとして、介護保険に関する相談やショートステイの長期利用、緊急時の利用、困りごとなど気軽に相談できます。
高齢者介護施設「そよ風」について、株式会社SOYOKAZEの担当者に話を聞いてみました。
ーー高齢者介護施設「そよ風」を新たに開設した狙いを教えてください。
住み慣れた地域で安心して暮らし続けていただくために、「そよ風」地域包括ケアの拡充の一環として、新規施設の開設を行っています。ご自宅で介護をされているご家族、一人暮らしのシニアの方とそのご家族がターゲットです。
ーー「そよ風」のイチオシポイントを教えてください。
「そよ風」は、同じサービスでも施設ごとに設備や特徴が異なります。また、それがこだわりでもあります。この度開設の3施設の特徴は以下の通りです。
(1)町田成瀬ケアセンターそよ風では、お客さまの 「なりたい姿」を目標に設定し、それに合わせた機能訓練や活動をサポート、ご家庭での介護負担を軽減するような取り組みが特徴となります。
(2)伊勢原ケアセンターそよ風では、日常生活に役立つ機能訓練、食のイベントや多彩なイベントでQOL(生活の質)の向上に取り組みます。
(3)高松三名ショートステイそよ風では、健康やリラックス効果が期待できる日光を感じられる屋外活動ができるスペースを設け、地域住民の方が気軽にご来館できる交流室も備えています。
ーーユーザーへメッセージをお願いします。
「そよ風」は、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも自分らしい生活を継続できるようサポートしてまいります。「そよ風」をご利用いただければ、近隣エリアのサービス連携により、お身体の状態にあわせたスムーズなサービス移行をすることが可能です。お近くの「そよ風」にお気軽にご相談ください。