やせていても、意外と気になっている人が多いのが「ぽっこりおなか」。年齢を重ねることで代謝が下がっているのが原因かもしれません。今回は、「代謝が上がる食事」をご紹介。食事制限も無理な運動も不要なので続けやすいのがポイント。いつもの生活に取り入れて、スッキリおなかを手に入れましょう!
※この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年1月号に掲載の情報です。
【前回】おなかが凹む朝習慣「3つのルール」。ポイントは代謝アップ【管理栄養士・健康運動指導士が解説】
昼はたっぷり食べる
「昼間は、1日の中で最も代謝が良く、食べたものが脂肪になりにくい時間です。カロリーを気にせず食べましょう。一つだけ覚えておいてほしいのは、食べたら動くこと。動くことで食べた分がエネルギーとして消費されやすくなります」と、小島(おしま)さん。
キッチンの片付けは食後にする、散歩や買い物は昼ごはんの後に行くなど、動くことを習慣にするといいですね。
<昼の3つのルール>
(1)いろいろなものを食べる
(2)外に出て日の光を浴びる
(3)おやつは明るいうちに
(1)単品よりも定食やセットもの
昼ごはんは、いろいろな栄養素を摂ることを最優先にします。
「昼間は代謝がいいので、摂った栄養素が体づくりに有効活用されます。ですから、単品料理よりは定食のように品数多めがおすすめ。麺類を食べるときは、具にたんぱく質食材と野菜を入れるなどの工夫を。揚げ物のような高カロリーなものも、お昼に食べましょう」
昼食が少ないと、夕方に血糖値が下がっておなかが空いてしまいます。
すると、おやつが増えたり、夕食時に血糖値が急上昇して脂肪をためこみやすくなります。
そういったことを避けるためにも「昼食はたっぷり」を心がけましょう。