友人や家族が集まるお正月は、食卓をいつもより華やかに演出したいですよね。旬の果実を器にしたり、お正月ならではのちょっぴり豪華な食材を加えることで、手軽にお祝い料理ができます。
簡単なのに見栄えの良い"ごちそう"の作り方やおせちに添えたい一品を管理栄養士の堀 知佐子さんに教えていただきました。
前の記事「新春の集まりに。簡単なのに見栄えバツグン「ごちそう」レシピ(3)」はこちら。
おせちの口取りに!
「結びかまぼこ」
作り方
1 かまぼこは7~8㎜幅に切る。
2 真ん中に切れ目を入れ、その左右に切り込みを入れる(a、b)。
3 切り込んだ端を中央の切れ目に、それぞれ上からと下から通す(c)。大きめのかまぼこを使うと作りやすい。
煮物や酢の物に添えて
「花れんこん」
作り方
1 れんこんは穴と穴の間に3㎜の深さの切れ目を入れ、切れ目に向かって斜めから包丁を入れていく(a、b)。
2 穴の丸みに沿って、切り口の角を落としながら皮をむく(c)。
3 用途によって好みの厚さに切る。
甘酢漬けにして焼き物のあしらいに
「菊花かぶ」
作り方
1 かぶは皮をむいて3㎝厚さに切る。
2 平らに置き、下を7㎜ほど残して縦横に細かく切り込みを入れる。菜箸を奥と手前に置くと、包丁が下まで入らず切りやすい(a、b)。
3 かぶの上下を返し、縦横約2㎝に切る。包丁は下まで入れないようにする(c)。
4 塩水に30分つけてしんなりしたら、水けをきり、菊に見立てて形を整える。中央に赤とうがらしの輪切りをのせる。
取材・文/ほなみかおり 撮影/原 務