さんまのはらわたって食べる? 食べない? 美味しい食べ方、健康にいいのは...?

今年はさんまが安かったですね。焼くだけでメインになると人気の魚ですが、そんなさんまを食べるときに少しネックなのが、さんまの"はらわた"です。独特の苦みが特徴的な"はらわた"を、世間の人はいったいどうしているのでしょうか。

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さんまのはらわたを美味しく食べるには?

9月27日に放送された「よじごじDays」(テレビ東京系)では、「サンマの塩焼き、はらわたは食べる? 食べない?」という2択が取り上げられました。番組が行った街頭アンケートによると、75%の人がさんまのはらわたを「食べない」ことが判明。多くの人が「苦い。あんまり好きじゃない」「魚特有の臭さが苦手」と感じているようです。

しかし東京慈恵会医科大学附属病院の田端稔先生によると、はらわたには鉄分・ビタミンが豊富に含まれているため、食べた方がより健康にいいのだそう。番組では「苦い」と敬遠されがちなさんまのはらわたを美味しく食べる方法が紹介されました。

教えてくれたのは「銀座 矢部」の店主・矢部久雄さん。矢部さんはさんまのはらわたが苦くなる原因が、胆のうや心臓にあると明かしています。中でも胆のうは破けると苦みが身全体に広がってしまうので要注意。

さんまのはらわたを美味しく食べるには、まずグリルで焼きやすいよう頭と尻尾をカット。毛抜きを使って内臓を数センチ引き出し、胆のうと心臓を取り除きましょう。次に内臓部分にある食道から、さんまが飲み込んでいた鱗を押し出すように取り出してください。たったこれだけで、家庭のさんまが格段に美味しくなりますよ。


苦いはらわたを美味しくアレンジする方法

75%の人が「食べない」と回答したはらわたですが、中には独特の苦みが美味しくてたまらないという人も。ネット上では「むしろ心臓とかのあの苦さが最高に好きです!!」「熱燗とか日本酒に合わせるなら、強烈な苦さもまたオツなもの」「とんでもなく苦いのにクセになる味だよね」といった声も上がっていました。

また「はらわたと醤油、バター、昆布だしで作ったソースが最高に美味しい!」「さんまのワタに生姜とかねぎを混ぜて作るつまみが最高」「さんまの刺身とはらわたを一緒に炒めてみてほしい! まじでうまいから」と、はらわたを使ったレシピを楽しんでいる人も多いようです。

さんまの"はらわた"が苦手だという人も、この機会にぜひチャレンジしてみては?

文/藤江由美


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