洗濯王子が教える! 「夏の汗ジミ」にはセスキを加えてスッキリ

汗をたくさんかく真夏は、少し洗濯物をためると、雑菌が繁殖して臭いも気になります。そこで、"洗濯王子"として人気の中村祐一さんに、この時期の洗濯ワザを教えてもらいました。「特に白っぽい衣類の汗汚れは、洗濯しても皮脂やたんぱく質が落としきれていないと、黄ばんできます。効率よく汚れを落とすコツを知っていると、より気持ち良く着られて、衣類も長もちしますよ」と中村さん。夏に面倒なアイロンがけやクリーニングの手間を省く技も伝授してくれました。

 

真夏の洗濯ワザ 

液体洗剤にはセスキを加えて汗ジミを残さない!

汗をかいた衣類は臭いとともに、シミや黄ばみになる皮脂とたんぱく質の汚れをしっかり落とすことが肝心。100円ショップでも買えるセスキ炭酸ソーダが役立ちます。

基本その1 汗をかいた衣類は3日以内に洗濯を 
3日も放置すると、汗の臭いに加えて雑菌が繁殖してカビ臭くなり、たんぱく質が固まってシミや黄ばみに。脱いだ衣類が汗で湿っていたら、ハンガーにかけて乾かしてから洗濯かごに入れ、なるべく3日以内に洗濯を。
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基本その2 黄ばんでいたらつけ置きを
黄ばんだ白もの衣類は、全体がひたる量の水に粉末洗剤、粉末酸素系漂白剤(水1Lに対して各小さじ1)を溶かした液に30分つけ置きを。最後にクエン酸をひとつまみ入れてよく混ぜ、そのまま洗濯機にかければ真っ白に。絹や毛は傷むのでNG。
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◎ここがポイント!
汗汚れの度合いにより、いつもの液体潜在にアルカリ剤をプラス

一般的な液体洗剤は弱酸性~中性のため、セスキ炭酸ソーダを加えるとアルカリ度が上がって皮脂やたんぱく質の洗浄力がアップ。皮脂の黒ずみ汚れにはよりアルカリの強い炭酸ソーダ、軽い汚れや絹にはアルカリの弱い重曹と使い分けを。1808p039_02.jpg1808p039_03.jpg1808p039_04.jpg

【上手な洗い方】
最初に洗剤を水によく溶かして
洗濯槽の水に表示量の液体洗剤、水10Lに小さじ1 の割合でセスキ炭酸ソーダなどアルカリ剤を入れ(粉末洗剤はアルカリ剤入りなので不要)、軽く回して溶けたら衣類を入れ洗濯を。1808p039_05.jpg

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次の記事「「1分脱水」と「伸ばし干し」で夏のアイロンがけにサヨウナラ(2)」はこちら。

取材・文/山﨑さちこ  撮影/木下大造


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中村祐一(なかむら・ゆういち)さん

1984年、長野県生まれ。洗濯家。家業のクリーニング会社の3代目を継ぎ、“洗濯王子”の愛称でテレビや雑誌、講演などで活躍。長野に「センタクアトリエ」を新設。


 

この記事は『毎日が発見』2018年8月号に掲載の情報です。

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