「もったいない」精神を捨てよう。いつもきれいな家をキープする方法

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ペンネーム:みすず
性別:女
年齢:55
プロフィール:私は、55歳独身。現在87歳の母と賃貸のアパートで二人暮らしです。引っ越しを機に片付けにめざめました。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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私と母は、親子揃って掃除や片付けが大の苦手。とにかく物を捨てることができません。

去年引っ越しした時は母が入院中だったので、私は一人で引っ越しの大仕事をやりとげたのですが、その際私の優先順位は、早く引っ越しを済ませること。

捨てるか捨てないかを迷う暇などありません。小さい時の洋服からランドセルまでいらない物だらけだったので、結果的には、家具も含め3分の2の荷物を処分しました。

でも今思えば、これはいい機会だったのです。

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荷物処分の大変さが身に染みて、新居に移り、日頃からの掃除と片付けを心掛けるようになりました。

まず、お風呂や洗面台、キッチンの水回り、洗濯、トイレの掃除は、朝起きてすぐにすることを習慣にしています。新聞、空き缶、瓶、ペットボトルなどは、ため込まないで定期的なゴミ出しに必ず出すようになりました。掃除機は、3日に1回位かけて、部屋のごみは気付いた時にその都度拾うように。

そして普段掃除をしない窓やテレビの裏なども、せめて1週間に1度は掃除をするようにしています。こまめな掃除の習慣があると、大掃除をする必要がないので楽です。

収納は、あらゆるところに100均ショップのグッズを利用しています。キッチンの広いスペースには、小棚スタンドでスペースを無駄なく効率よく、引き出しには仕切りグッズ、食器棚などの上部には、花柄のボックスを利用して、食材や小物などを入れて並べておくと、お洒落な空間になります。

6畳の洋室には、2畳程の収納庫があり、洋服や小物をはじめ、ほとんどの荷物がそこに収納できるので、とても便利です。住居を選んだのは、この収納庫に魅力を感じたからでもありました。また、和室にも押入れがあるので、布団類や母の荷物は、そこに収納しています。生活スペースやテーブルの上には、物を置かずいつもスッキリさせて置くことが目標です。

この生活環境を継続するには、何よりも「もったいない」精神を捨てて、物を処分する癖をつけることが大事だと思います。母と私は、物を欲しくて買ったのに、もったいなくてなかなか使えず大切に仕舞う癖があり、新品のままにタンスの中に眠るだけの物が沢山ありました。そこで、今は買ったらすぐに包装から取り出して使用するようにしています。また、普段使わない物を仕舞ったままにしておくと、存在すら忘れてしまうことが多々あります。収納庫や引き出しなどは、定期的に掃除をしながらチェックをすることがとても大切だと痛感しました。そして、欲しくてもあるものはしばらくは買わない。そう自分の中での決めごとを作りました。
処分と購入のバランスを考えることが、荷物を増やさないコツです。

整理整頓された部屋にいると、やっぱり毎日が快適で気持ちがいいもの。そうなると、片付けや掃除が毎日楽しくてしかたありません。引っ越してきてもうすぐ1年になりますが、掃除や片付けるのが大の苦手だった私が今も継続中です。家の中をきれいにしていると、いつも人を呼びたくなるものです。そして、一緒に食事やお茶タイムを楽しみながら優雅に過ごせます。今からももっと、もっと、片付け術を学んで、次は素敵なインテリアなどを取り入れ、お洒落な生活空間作りを楽しんでみたいと思います。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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