パートナーが求める「ご褒美」、分かってる? 調査で見えた男女の違い

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いくら夫婦といっても、なかなか以心伝心とはいかないもの。男女の考えはときに大きく異なっていて、喧嘩や不仲の原因になってしまうこともあります。実際に夫婦の間にはどんなすれ違いが起こりがちなのか、ご紹介していきましょう。


希望する"ご褒美"は男女で違う?

株式会社エアトリは10代~70代の結婚している男女1,018名を対象として、「夫婦の土日の過ごし方」に関するアンケート調査を実施。その結果、男女の間で大きな意識のズレがあることが浮き彫りになりました。

仕事をしている人に「パートナーからご褒美として土日にして欲しいこと」を尋ねると、女性の回答では「食事に連れて行ってもらう」が28.3%で最多に。2位も「旅行に連れて行ってもらう」(27.7%)となっていて、外出デートを希望する女性が多いようです。それに対して男性は、「感謝の言葉をもらう」(19.3%)という回答がトップ。休日には何よりも気持ちの面でケアしてほしいという男性が多いのかもしれません。

また「土日にパートナーのためにしていること」についても調査を実施。すると女性は「食事を作る」が45.2%で1位だったのに対して、男性で同じ回答をした人は17.3%。「掃除をする」も女性36.8%、男性22.0%という結果となり、男女で家事への意識に大きな差があることもわかりました。

パートナーが家事をしないことに憤る女性は多いようで、ネット上では「共働きなのに夫が家事を全くしないから、負担が大きすぎる。手伝ってほしいって頼んでも『得意な人がすればいい』って言われてつらかった」「家事を全部押しつけられていて、ご飯を作ってくれたことなんて1回もない」といった声がよく上がっています。


「パートナーにしてほしい工夫」でも意識のズレが...

夫婦間にはほかにも様々なすれ違いが起こっているようす。ワタベウェディング株式会社が今年7月に発表した「夫婦円満の秘訣」に関するアンケート調査では、「パートナーとの関係をより良くするために相手にしてほしい工夫」について調べていました。

男性の回答で上位2位を占めたのは、「家事をする」(31.3%)と「グチなどを聞く」(23.8%)。女性は最多が「ほめる」の42.5%、2位が「家事をする」の39.4%となっていて、日々の努力を認められたいと思っている女性が多数いることがわかります。

そのほか女性は男性と比べて、結婚した後も恋人のようなコミュニケーションを続けたいと考えている人が多いようす。女性は25.6%が記念日を祝ってほしいと答えていたのに対して、同じ選択肢を選んだ男性は15.0%。「日々の変化に気づく」も女性が23.1%、男性は10%と男女比が大きく異なっています。

夫婦にすれ違いが生じるのは仕方がないもの。お互いの考えを話し合う場を設けることが、円満な家庭を築くための第1歩なのかもしれませんね。

文/藤江由美

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