梅も青じそもこれからが旬。どちらも古くから日本の食卓に取り入れられ、高い栄養価で健康に貢献してきたなじみ深い食材です。梅は旬が短いので、冷凍しておくのもおすすめ。冷凍すると一年を通して好きなときに梅を使えます。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子(むらかみ・さちこ)さんに「梅ジャムの作り方」を教えてもらいました。
【前回】風邪予防や血行改善、免疫細胞の活性化も! 管理栄養士が教える「梅肉エキス」の作り方
【梅仕事】梅ジャム
梅肉エキスを作る際に果肉が残るので、それをジャムにします。
大さじ1(18g)あたり36kcal/塩分0g
材料(できあがり230g)
青梅のおろし果肉(梅肉エキスの際にすりおろした果肉)...196g
砂糖...100g
水...100ml
作り方
(1)耐熱ボウルに材料を全部入れて混ぜ、ふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで8分加熱する。
(2)取り出して熱いうちに完全に乾いている瓶に詰め、ふたをする。
●冷蔵で1年保存できる。
※保存容器は完全に乾いた清潔なものを使用する。
梅ジャムヨーグルト
1人分51kcal/塩分0.1g
材料1人分と作り方
プレーンヨーグルト70gを器に入れ、梅ジャム小さじ1をのせる。
梅ジャムゼリー
1人分47kcal/塩分0g
材料(2個分)
梅ジャム...大さじ2
水...100ml
粉寒天...小さじ1/2
砂糖...小さじ2
作り方
(1)容器2個にジャムを大さじ1ずつ入れる。
(2)鍋に水と粉寒天を入れて混ぜ、火にかけて混ぜながら煮る。沸騰してきたら弱火にして2分加熱し、砂糖を加えて混ぜ、火を止める。
(3)(1)に(2)を等分に流し、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固める。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)