「やめる掃除」3選♪ きれいな部屋を維持するためにはまずは環境作りから!

掃除、料理、洗濯にお買い物。毎日を平穏無事に終えるためには、さまざまな家事が必要です。でも、中には「それって本当に毎日やる必要があるの?」というものも。そうした家事を思い切って「やめる」ことで、人生にゆとりが生まれ、豊かな生き方ができるようになります。今回は片付けアドバイザーで宅地建物取引士の石阪京子(いしざか・きょうこ)さんに「やめる掃除」について教えてもらいました。

【前回】ほどよく手を抜いて楽しい食卓を実現しましょう♪「やめる料理」はこちら

「やめる」掃除

掃除しやすい環境を作り必要のない掃除を減らすことで、きれいな部屋が維持できるようになります。

洗剤を使うのを「やめる」

水でサッと流して拭き取るだけ

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風呂場や洗面所、キッチンまわりは、洗剤を使って掃除しようとすると必要以上に手間がかかるもの。毎日の掃除は水ですすいでマイクロファイバー雑巾で拭き取るだけでOK。洗剤いらずできれいになります。「窓の掃除もマイクロファイバー雑巾で十分きれいに。洗剤を流す手間がいらないので掃除がラクになります」(石阪さん)

【これが便利】

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髪の毛の100分の1以下という極細繊維を使ったマイクロファイバー雑巾は、吸水性が高く汚れ落ちも抜群。100円均一のお店で購入できます。

スポンジの使い分けを「やめる」

スポンジ1個と金たわしがあれば

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「我が家で用意しているのは、金たわしとスポンジの二つ。金たわしで汚れを落とし、食洗器に入れるか、洗剤を付けたスポンジで洗うだけです」と石阪さん。スポンジも金たわしも100円均一ショップで買える生活用品。汚れても気軽に取り換えられるので、清潔なキッチンを保てます。

手が荒れる掃除を「やめる」

ゴム手袋で手荒れ知らず

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「『家事を頑張っているから手がガサガサ』という美徳は過去のもの。ゴム手袋を使って掃除を軽快にこなし、手荒れともさよならしましょう。おすすめは、手首の上までしっかり覆える長手袋や、指先までピタッとする使い捨てタイプです」と石阪さん。手が荒れやすい方は、掃除と料理以外の家事でもゴム手袋を積極的に使いましょう。

取材・文/和栗 恵 イラスト/シュクヤフミコ

 

<教えてくれた人>

片付けアドバイザー・宅地建物取引士
石阪京子(いしざか・きょうこ)さん
夫とともに不動産会社「ニューズホーム」を経営してきた経験をもとに、独自の片付けメソッドを考案。多くの女性に暮らしの整え方についてアドバイスを行う。

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『人生が輝く! 家事の「しないこと」リスト』

石阪京子講談社

1,430 円(税込)
必要のない家事や習慣をやめることで、理想の暮らしが手に入る。自身のエピソードをふんだんに盛り込んだ、ためになる一冊。

この記事は『毎日が発見』2022年2月号に掲載の情報です。

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