3つの食材でできる! ボリュームもあって大満足! 旬の野菜を使った「おかずスープ」

旬の食材3つでできる、ボリュームたっぷりのスープ。変化のつけ方のコツもご紹介! スープ作家の有賀 薫(ありが・かおる)さんに旬の野菜を使った「おかずスープ」の作り方を教えてもらいました。

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旬の食材を使った満足スープ!

毎日スープを作り続けているうちに、旬の食材をうまく組み合わせれば、その季節でしか味わえないスープが最小限の手間で作れることを覚えました。

今回は3つの具材で誰でも簡単に作れて、ご飯やパンがあれば十分な食事になるようなボリュームあるスープをご紹介します。

缶詰や乾物などの常備品も強い味方。

味の決め手になる、だし、オイル、調味料を組み合わせて無限に変化が作れます。

具材の組み合わせ方

まずたんぱく質の肉か魚を選び、それに合う野菜を決めます。

3つ目は味の相性と彩りを考えて組み合わせます。

例えば、「鮭とにんじん、春菊のスープ」では、鮭とにんじんの組み合わせに、彩りの合う春菊を。

また「手羽先と小松菜、さといものスープ」は、手羽先と小松菜の間をねっとりした食感でつないでくれるさといもを選んでいます。

このように発想します。

《味の決め手はだし、オイル、調味料》

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だし
顆粒だしやだしパックなど、いわゆる「だし」は使いません。基本は野菜、肉、魚から出るうまみをだしとして利用します。昆布やかつお節などを使う場合はスープを煮るときに一緒に加えればOK。

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オイル
オイルはスープの国籍を決めます。バターやオリーブ油なら洋風のスープに。ごま油は和風や中華風に仕立てるときに活躍します。

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調味料
塩味がつく塩・みそ・しょうゆが調味料の基本です。酢や砂糖でアクセントをつけることも。具材のうまみを引き出すことによって、塩分過多にならないように気を付けています。

《旬の野菜で》

手羽先と小松菜、さといものスープ

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1人分244kcal/塩分2.1g

材料(2人分)
鶏の手羽先...5~6本
小松菜...1/2束(100g)
さといも(冷凍)...6個(中)
塩...小さじ2/3
しょうが...1かけ
長ねぎの青いところ...少々
あれば柚子の皮...少々

【こんな具材でも】
小松菜の代わりにチンゲン菜でもおいしくできる。

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作り方
(1)小松菜は根を落として4cmのざく切りにする。

2手羽先はひたひたの水を加えて中火にかけ、沸騰したら一度湯を捨てる。手羽先を軽く洗って鍋に入れ、水800ml、塩、しょうがの薄切り、長ねぎの青いところを加えて中火にかける。沸騰したら弱火にし、約30分煮込む。

3さといもを加えてさらに10分煮込む。小松菜を鍋に入れる。このとき、水があまりに減っているようなら少し足す。

4小松菜が煮えたら味をみて、塩(分量外)で味をととのえる。好みですだちや柚子の皮のせん切りなどの柑橘を添える。

 

<教えてくれた人>

有賀 薫(ありが・かおる)さん
スープ作家。2011年から10年間、約3500日にわたってスープ作りを続け、各種媒体でレシピを発信。近著に『有賀薫の豚汁レボリューション』(家の光協会)。12月に初めてのエッセイ集『こうして私は料理が得意になってしまった』(大和書房)を上梓。

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この記事は『毎日が発見』2022年1月号に掲載の情報です。

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