定期誌「毎日が発見」の読者アンケートで実施中の「大人世代の意識調査」。今回は、「どんな漬物を手作りしているか?」について聞きました! 結果は...やはり母親の味に対する思い出がたくさん。失敗談も多数あり、中には地域性豊かな回答も。おうち時間が増えたコロナ禍のいま、あなたはどんな漬物に挑戦してみたいですか?
おいしくて難しい漬物
家族との思い出がたくさん。
「昔、母が漬けていたたくあん、いまも食べたいです」
「結婚前、母の色鮮やかななすのぬか漬けをいまは亡き主人が大変気に入り、ぬか床から勉強し...。現在一人になってもぬか床を大切にしています」
「母が大根を干して作ってくれたにしん漬けが大好物でした。私は作れないのでもう食べることはできないけれどいい思い出です」
1位のぬか漬けが難しいという意見も。
「いまは作っていない。よく腐らせたから。買った方が手軽にとれます」
「旅行に行くとダメになるのでやめました」
「ぬか床はいつも味が悪くなり失敗ばかり。あきらめました」。
一方、「以前はよくカビをはやし、捨てたことが多かったが、最近は留守にするときは冷蔵庫に入れるので失敗は少ない」という方も。
乗り越えられない試練はない!?
どんな漬物を手作りしていますか?
(2021年2月号読者アンケートはがきのQ3)
その土地ならではの漬物をご紹介
●にしん漬け(身欠きにしん、キャベツ、大根などを塩、?で漬ける)、9票(北海道の方々)
●野沢菜漬け、4票(長野県の方々)
●飯寿司(鮭やほっけなどで作るなれ寿司の一種)、2票(北海道の方々)
●かぶらの千枚漬け、2票( 京都府の方「かぶらを薄く切るのが面倒ですが、塩漬けして少しの日数でできあがり、おいしくご飯が食べられます」)
●壬生菜(みぶな)漬け、1票(京都府の方「自宅で苗から育てて自己流に工夫しています」)
●日の菜漬け(滋賀県、京都府、三重県などで 栽培されるかぶの一種)、1票(三重県の方)
●ぬか漬けの贅沢煮(たくあんなどで作る煮物)、 1票(滋賀県の方)
●青菜(せいさい)漬け(からし菜の一種)、1票(山形県の方)
●水なすのぬか漬け、1票(大阪府の方)
イラスト/やまだやすこ