目からあごまでの距離で「顔の印象」は変わります。モデル・野崎萌香さんの「頬下を短く見せるチークの入れ方」

乾燥が厳しくなるこの季節。お肌の悩みも増えていきます。もともと「ゆらぎ肌」に悩んでいたモデル・野崎萌香さんは、肌ケアをシンプルにし「湿活」を意識したことで、潤いある肌を維持できるようになったといいます。そんな野崎さんのノウハウをまとめた著書『肌が乾くクセを全部やめてみた。』(ワニブックス)から、現役モデルが実践する美肌ケアのメソッドの一部をお届けします。

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頬下を短く見せてみた。

年を取ると、頭皮のたるみや筋肉の弾力が失われることで、顔全体が長くなるというのはよく聞く話だと思います。

実際、目からあごまでの距離が長いと、顔が大きく、老けた印象に見えてしまうんです。

赤ちゃんっておでこは広いけれど、顔の縦の長さは短いから幼くかわいい顔に見えますよね。

写真加工アプリでも幼く写るモードで写真を撮ると、顔の長さが短く加工されます。

つまり、頬下の長さで顔の印象が大きく変わってしまうということ。

私自身、もともと顔の形が少し面長なので、メイクのカでカバーできるように、色々なチークの入れ方を研究しています。

【チークなしメイク】

頬に色味がないとのっぺりして、どことなく顔全体が間延びしているような印象。

もちろんこのままでも悪くはないですが、もう少し奥行きがほしいところ。

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これはこれでいいけれど・・・

【チークありメイク】

顔の余白が少なくなったことにより、顔の要素がぎゅっと近づいたような錯視効果が!

シェーディングをしなくても、立体的な顔立ちを演出できます。

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こっちの方がバーツに一体感が出る!


頬が短く見えるチークの作り方

頬に色を強くのせすぎると、若作り感が出てしまうので注意。

"適切な場所に適量"を心がけ、自分の顔のバランスと照らし合わせながら、慎重に。

大人な仕上がりには、オレンジピンク系のチークがオススメ。

【Step1】目のすぐ下の部分に横長の楕円形で色をのせる

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目のすぐ下に、幅が狭めで横長の楕円形になるように、チークプラシで優しく肌をなぞります。

頬骨よリも内側におさまるよう意識するとバランスよく仕上がります。

【Step2】鼻根のあたりにもすっと色をのせる

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鼻の付け根から少し下の骨が出ている部分を、ブラシに残ったチークで軽くなぞる。

鼻筋にハイライトを入れる方も多いですが、面長を強調してしまうこともあるので注意。

【最初から読む】モデル・野崎萌香さんの肌トラブルを救ったスキンケア

【まとめ読み】「肌が乾くクセを全部やめてみた。」記事リストはこちら!

撮影/岡部太郎 静物撮影/長谷川梓 図解イラスト/吉岡香織(asterisk-agency)

※このメソッドは著者独自のものであり、効果・効用には個人差があります。

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モデルが実践! 4つのスキンケア習慣など美肌が作れる「湿活」が全4章で解説されています

 

野崎萌香(のざき・もえか)
東京都生まれ。モデル。雑誌『non-no』で専属モデルデビュー。『sweet』『mina』『andGIRL』『VOCE』『with』『MAQUIA』など、数々の女性誌で活躍。CM、ドラマ、バラエティにも多数出演中。仕事柄、さまざまなコスメティックブランドに精通し、スキンケアやメイクアップについて豊富な知識を持つ。

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『肌が乾くクセを全部やめてみた。』

(野崎萌香/ワニブックス)

ゆらぎ肌に悩んでいた著者が、潤いのある肌になるために実践してきた「湿活」習慣をまとめた美肌のためのメソッド。肌の常在菌を生かす毎日のスキンケアやメイク法のほか、腸からキレイ肌を作る食習慣など、美しい体を作るエッセンスが詰まった一冊です。

※この記事は『肌が乾くクセを全部やめてみた。』(野崎萌香/ワニブックス)からの抜粋です。
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