賢く得するために。知っておきたい「マイナポイント」の始め方/最低限&最安のスマホ活用術(4)

さまざまな機能を持つスマートフォンを、上手に使いこなせていますか? 「LINE」で写真を送ったり、話題の「マイナポイント」の手続きをしたり、いま覚えておきたい最低限の使い方と、とっておきの節約術をお教えします。今回は「マイナポイントの始め方です。

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マイナンバーカードでもらえる買い物ポイントを始めましょう

マイナンバーカードを持っている人を対象に、9月から「マイナポイント事業」が始まりました。

クレジットカードなどのキャッシュレス決済サービスの利用額の25%(上限は5000円分)がポイントで還元されるというものです。

まだマイナンバーカードを持っていない人はスマホで申請でき、「マイナポイント」にも申し込めます。

この事業は2021年3月まで実施されますが、マイナンバーカードの取得に時間がかかります。

早めに申し込みましょう。

1.マイナンバーカードを持っていない人はカードを取得する

マイナンバーカードは「スマホ」「パソコン」「証明用写真機」「郵便」の4つの方法で申請できます。

ここではスマホで申請する場合の流れを紹介します。

申請すると、概ね1~2カ月で市区町村から交付通知書が届きます。

それを読んで、本人確認書類など必要なものを用意して、交付通知書に記載された期日までに交付場所に取りに行きましょう。

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スマホのカメラでマイナンバーの通知カードと一緒に届いた「個人番号カード交付申請書」にあるQRコードを読み取ると、マイナンバーカードの申請画面に進めます。賢く得するために。知っておきたい「マイナポイント」の始め方/最低限&最安のスマホ活用術(4) 2011_P026_05.jpg

マイナンバーカードを申請できるホームページが表示されます。画面の案内に従って、登録を進めましょう。賢く得するために。知っておきたい「マイナポイント」の始め方/最低限&最安のスマホ活用術(4) 2011_P026_06.jpg

自分の顔写真の登録が必要になりますが、スマホのカメラで撮った写真で大丈夫です。登録を終えたら、交付通知書が郵送されてくるのを待ち、それを持って指定された場所に受け取りに行きましょう。(予約が必要な場合があります)

2.マイナポイントを申し込む

スマホで申し込む場合は、「マイナポイント」のアプリを検索してスマホに入れて、画面に表示される案内に従って申し込みましょう。

関連記事:スマホ活用の基本の「き」! スマホに「LINE」を入れてみましょう

利用する決済サービスは事前に決めておきましょう。

サービスによっては、別途登録が必要な場合があります。

なお、全国各地の「マイナポイント手続スポット」でも申し込めます。

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「App Store」または「Playストア」から入手した「マイナポイント」アプリを開いて、画面の案内に従って申し込みましょう。その過程で、マイナンバーカードをスマホで読み取る必要があります。

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決済サービスを選択する画面で、使いたいサービスを指定しましょう。サービスの名前または区分から探せます。なお、サービスによっては、決済サービスのアプリや店頭からしか申し込めないものがあります。賢く得するために。知っておきたい「マイナポイント」の始め方/最低限&最安のスマホ活用術(4) 2011_P027_03.jpg

3.買い物をしてマイナポイントをもらう

マイナポイントの申し込みが完了したら、登録した決済サービスで買い物をすれば、買い物額の25%で上限5000円分のポイントがもらえます。

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買い物の際にスマホの画面を見せたり、マイナンバーカードを提示したりする必要はありません。

ポイントがもらえるタイミングはサービスによって異なります。

ポイントはそのまま買い物に使えます。

マイナポイントで得する決済サービスを選ぶ3つのポイント

「上限の5000円分のポイントをもらうためには、確実に2万5000円分を使い切れるサービスを選びましょう。また、サービスによってチャージ(前払いの入金)でポイントが付く場合と、支払いで付く場合、その両方からどちらかを選ぶものもあります。決済サービス独自のキャンペーンで、さらに得できることもあります」(綿谷さん)

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① 2万5000円分を使い切れる決済サービスを選びましょう
毎日行くスーパーなどで使えるサービスなら、上限の5000円分のポイントの獲得が容易です。

② チャージ(前払い)金額にポイントが付くものが安心
先にポイントを獲得でき、チャージしたお金は、マイナポイント事業が終わった後でも使えます。

③ 契約している携帯電話会社の決済サービスもオススメ
毎月のスマホ料金と一緒に支払えるサービスなら、新たに銀行口座やクレジットカードなどを登録しなくても利用できます。

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<教えてくれた人>
綿谷禎子(わたたに・さちこ)さん
多くの雑誌、情報サイトなどで幅広く執筆。クレジットカード、スマホ決済などに詳しい、自称「キャッシュレスクイーン」。節約術の記事を手がけることも多い。

この記事は『毎日が発見』2020年11月号に掲載の情報です。

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