年齢を重ねるにつれ変わってくるメイクの悩み。多くの女性誌で活躍する美肌メイクのプロ・佐々木貞江さんは、「30代後半から何を使うかがその先を決める」と言います。そこで、佐々木さんの著書『38歳からしたいメイク プラス5分で見違えるほどツヤ肌になれる』(すばる舎)から、大人世代のキレイを決める「メイク術とアイテム」を毎日連載でお届けします。
自然な眉つくりには、3色以上のアイブロウパレット
素敵だなと思う女性は眉づくりが上手。
しかも、眉が特別目立っておらず、とてもナチュラルです。
一方で、眉をつくるのが苦手な人は、ひとつのツールしか使っていない場合が多いように思います。
理想は顔から浮かない自然な眉。
実際にメイクの現場でも、特別なリクエストがない限りはその人の眉を生かすようにメイクします。
カーブや長さにこだわるのではなく、今生えている眉に肉づけをする程度で十分。
そのために欠かせないのがアイブロウパウダーです。
パウダーならではのふんわりとした質感が、柔らかな表情をつくってくれますし、色を混ぜれば自分にぴったりの色をつくれます。
実はペンシルよりも密着度が高いので、落ちにくい眉もパウダーだから叶えられるというメリットも。
ただ、メイクの際には付属のブラシではなく、アイブロウブラシを使いましょう。
それだけで仕上がりは格段に変わります。
眉色は、髪色に合わせると、顔全体から浮くことがなく品良くまとまります。
プロおすすめのアイテム(写真)
仕事でもよく使っている2アイテム。
ルナソル(下)の左の2色はハイライトやノーズシャドウとしても使えますよ。
(上)ディオール バックステージ ブロウ パレット 002 /パルファン・クリスチャン・ディオール
(下)ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 01/カネボウ化粧品
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撮影/奥村恵子
女優も支持するメイクのプロが薦めるアイテム。その他、色選びからスキンケア、メイク方法まで全6章で紹介しています