やせているのに下腹が出てる...。大人女性の「おなかぽっこり」2つの原因とは

外出自粛が続いたせいで、運動が不足気味...。気付けば、下腹がぽっこりしてませんか? 寝たままできる体操で、若々しい体に! 岡部クリニック院長 岡部正先生に「ぽっこりおなか」の原因と解消方法を教えていただきました。

正しい姿勢と筋力強化でおなかペタンコに!

「下腹ぽっこりの正体は、必ずしも皮下脂肪ではありません」と話すのは、岡部正先生。

私たち世代に多いおなかぽっこりには、大別して二つあります。

「年齢を重ねると、手足はやせているのに、下腹だけぽっこり出てしまう人が少なくありません。これは、筋肉が衰えることで、内臓が本来あるべき位置よりも下がってしまうから。また、姿勢の悪さや骨盤のゆがみによって下腹が出てしまう人もいます。このタイプは、正しい姿勢を心がけるだけで、ある程度、下腹ぽっこりが解消されることも。人によって、両方が複合していることもあります」 

どのタイプも、おなかぽっこりを解消するには、おなかを支える筋肉をつける必要があります。

「姿勢が悪い人は、まずはストレッチで正しい姿勢を身につけてください。また、普段運動しない人が急に動くと、かえって体を痛めることも。無理せず、毎日続けることを目指してください」

大人世代のおなかぽっこりは・・・

2008_P008_01.jpg

やせているのに下腹が出ている
「内臓下がりタイプ」

2008_P008_02.jpg

猫背や骨盤のゆがみで起こる
「姿勢の悪さタイプ」

どちらもおなかを支える力が不足しています

おなかを支える筋肉とは?

おなかくびれ筋

2008_P008_03.jpg

おなかの横にある筋肉(腹斜筋)の内側にある腹横筋のこと。コルセットのように内臓を覆い、安定させる作用があります。

脚引き上げ筋

2008_P008_04.jpg

腸骨筋、大腰筋、小腰筋からなる腸腰筋のことで、股関節を支える筋肉。この筋肉が衰えるとおなかがぽっこりします。

ほかにも・・・
多裂筋:背骨の深いところにあり、背骨をまっすぐに保ち、姿勢を支えています。

横隔膜:胸腔と腹部を仕切るドーム状の筋肉膜。呼吸をするときに使います。

骨盤底筋群:骨盤の最も下にあり、ハンモックのように内臓を支えています。

姿勢が悪くなっていませんか?

①顔が曲がっている

2008_P009_01.jpg

気付くと、顔がうつむき加減になっていることが多い。

②左右対称になっていない

2008_P009_02.jpg

立って正面から鏡を見たとき、肩の高さが左右で違う。

③背中が丸まっている・あごが出ている

2008_P009_03.jpg

立って横から鏡を見ると、肩より頭が前に突き出ている。


上の3つに思い当たることがある人は...

・姿勢を整えるストレッチ
・おなかを凹ませる体操

思い当たることはない人は...
・おなかを凹ませる体操

上記の体操を行うことで「ぽっこりおなか解消」のほかにも効果が!

猫背
おなかを支える筋肉がつくと姿勢が整い、自然と背すじピーン!

便秘
筋肉がつけば、下垂した内臓が正常な位置に。胃腸の働きも活発に!

腰痛
下腹がぽっこりしていると腰に余計な負荷が。筋肉をつけて改善を。

肩こり
おなかを支える筋肉がつき姿勢が整うと、自然と肩こりも軽減。

【まとめ読み】特集「ぽっこりおなか凹ませ体操」

取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) イラスト/秋葉あきこ

 

岡部クリニック院長
岡部 正先生
慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。カナダ、カルガリー大学留学。亀田総合病院副院長を務めた後、オーダーメイド医療を理想に東京・銀座に岡部クリニックを設立。専門医として生活習慣病の予防と治療に長年携わる。

shoei.jpg

下腹だけ、凹ませる!

岡部 正宝島社

この記事は『毎日が発見』2020年7月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP