冬に置いた窓辺の巣箱。ある日カタンカタンと音がして.../水谷昭美さんの暮らしの晴れ間

熱海市在住の人気ガーデナー・水谷昭美さん。定期誌『毎日が発見』の連載「暮らしの晴れ間」から、季節を感じ、日々の暮らしをゆったりと楽しむ水谷さんの暮らしをご紹介します

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もうすぐ、窓辺の巣箱から...

2階にある寝室の窓辺に巣箱を置いたのは冬でした。

庭に飛んでくる野鳥が、これを見つけて卵を産んでくれたらと思ったのです。

季節が巡り、バラや矢車草が咲く陽春の朝のこと。

まだベッドにいる私の耳に、カタンカタンという音が聞こえました。

あれ?

巣箱の音?

パジャマのまま、あわてて階段をかけ降り庭へ。

見上げれば、親鳥らしき2羽が忙しそうに丸い穴を出入りしているではないですか。

中には、きっと小さな命...。

わくわくしながら巣立つ日を待っています。

2005p004_02.jpg巣箱の縁は矢車草と窓の桟に合わせて青くペイントした。

2005p004_01.jpg産毛に包まれた雛が、元気に遊び回ってくれますように。

5月の定番ランチ
山椒&しらすのっけパン

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フライパンに多めのオリーブ油を熱し、冷凍してあった山椒の塩漬けとしらすを加えて揚げ焼きにする。

しらすの身がじゃこのように締まり、ちりちりと音を立て始めたら火を止める。

そのままパンにのせ、ぴりりと辛い山椒としらすの旨味を味わう。

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裏庭の山椒の実を収穫。塩漬けにして、毎年冷凍庫で保存する。

取材・文/飯田充代 撮影/斎藤大地

 

水谷昭美(みずたに・あきみ)さん

1951年、愛知県生まれ、静岡県熱海市在住。幼い頃からお小遣いを全て花代に使ったという生粋のガーデナー。著書に『小さな庭に四季をつくる』(主婦と生活社)ほかがある。

この記事は『毎日が発見』2020年5月号に掲載の情報です。

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