年齢を重ねると膝の痛みや歩行の不安を感じる人が増えてきますが、その要因のひとつでもあるのがO脚(内反膝)です。O脚は見た目の問題だけでなく、歩き方の癖によって下半身のバランスを崩し、膝や腰への負担を増やしてしまいます。そこで、YouTubeチャンネル登録者数32万人を超える理学療法士・笹川ひろひで氏に、O脚の人が日常生活で意識すべき歩き方のポイントを教えていただきました。
「生活習慣」がO脚になる原因の一つ
両脚をそろえて立った時に「膝の内側にすき間ができる状態」を指すO脚。一つの原因としては歩き方や姿勢など、生活習慣によるもの。その結果、膝関節や股関節に負担がかかりやすくなり、痛みや変形、歩きにくさにつながっていきます。
ではさっそく自分がO脚かどうか、簡単に確認してみましょう。かかとをそろえてまっすぐ立ち、膝の内側がどのくらい離れているかをチェックします。
- 膝と膝の間に指2本程度のすき間がある:正常範囲
- こぶし1個以上のすき間がある:O脚の可能性大






