印象の8割を決めるという眉毛ですが、年を重ねるうちに眉の高さが変わり、「自分に似合う眉が分からない」とお悩みの方が多いのではないでしょうか? 今回は、シニア世代専門ヘアメイクの第一人者である赤坂 渉さんに「失敗しない眉毛の描き方」について教えていただきました。
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眉は左右のバランスが大事!少しずつ描けば失敗知らず
眉は左右のバランスが大切です。左右交互にちょこちょこと描けば、失敗しません! ここでは、シニア世代の失敗しない眉の描き方を紹介しましょう。
1 パウダーを指にとり、□の部分にのせる
パウダーを人さし指の腹につけます。眉頭から眉山の広い範囲に、指で薄めにのせていきます。全体のイメージをつかみましょう。色は、瞳の色に合わせると自然に仕上がります。
左右のバランスを意識して、交互に描く
まずは左
次に右。最初に左、次に右と、左右交互に、少しずつ描くのが美しい眉づくりの秘訣です。
指で骨の位置を確認しながら描く
眉の下にある骨に沿って、パウダーをのせていきます。薄め~濃いめの3色のパウダーを、指で混ぜて使うのがおすすめ。
首をかしげて描くのはNG!
まっすぐ鏡を見て、左右の高さをまずは 合わせましょう。
首を横にかしげたり、下を向いて眉を描くと、左右の眉の高さがずれてしまいます。顔は鏡に対してまっすぐ正面にして、左右交互に少しずつ描きましょう。
2アイブロウペンシルで左右交互に描く
芯が太めのペンシルで、眉頭から眉尻までを描きます。
色は、瞳の色に近いものを選ぶと自然に仕上がります。
眉頭から眉の中心はちょこちょこと描く
眉頭から眉の中心ぐらいまでは、左右交互に少しずつ描きます。
毛がまばらな部分や薄い部分を少しずつ描き足すようにします。
中心から眉尻は、1本1本描くイメージで
眉毛を1本1本描くイメージで、ペンシルの先を細かく動かしながら眉尻まで描きます。
一気に描こうとすると失敗のもとに。
左右差がないか確認するには?
左右の眉の高さや形が合っているか確認するには、鏡に顔を映して、顔を上から見たり、下から見たりしてみましょう。左右差があれば、すぐに分かります。
完成!
眉をきれいに整えるだけできちんと感がぐんとアップしました!
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取材・文=笑(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 モデル/読者モニター 東元智恵子さん(72歳)