義両親を前にすると、良好な関係でも緊張してしまいますよね。会話に気を遣う人がほとんどだと思いますが、先日とある女性の「お義母さんから『息子に家事を教えてこなかったから大変でしょう』ってよく言われる」というエピソードが話題になりました。
"妻を立てる夫"はレア?
女性によると、お義母さんは普段から旦那さんをマイナス表現しがち。それでも女性は、「毎日お皿洗いをしてくれたり、家事を手伝ってくれるので助かっています」と旦那さんを立てていました。
一方で旦那さんは、女性のお母さんから「デキの悪い嫁で大変でしょう」と言われても「そんなことないです、ハイ」と歯切れの悪い返答。旦那さんの曖昧な対応に女性は虚しくなり、「旦那さんを立てるのをやめようかな」と考えるように。そこで女性は、「皆さんは両親や義両親の前で旦那さんを褒めますか? あなたのことを褒めてくれますか?」とネット上で問いかけたのです。
女性が抱える不満に対して共感の声が多く寄せられ、「ウチも立ててくれない。普段から褒めてくれること自体少ないし」「自分の周りで奥さんを立てる旦那さんの話を聞かないから、"妻を立てる夫"は稀少種なんじゃない?」「男の人ってそういうところが不器用だよね。正直すぎるというか」といった反応が続出。
"素直な気持ち"を口に出すという人も多く、「私は正直に愚痴っちゃう。遠回しに『育て方が悪いよ!』って言うようなものだけど」「真顔ではないけど、冗談ぽく『そうですね~』って肯定してます(笑)」「社交辞令も謙遜するのも嫌いだから、ありのまま話してるかなぁ」との声が寄せられています。
その他にも「そんなことないって言うだけ優しいじゃないですか。旦那さんに求めすぎですよ」「ずっと取り繕ってると疲れない? 私は無理に立てたりしないけど」「どうしても気になるなら、旦那さんに『私を立てて』とお願いすればいいと思う」といったアドバイスが見られました。
相手を立てることで輝く芸能人夫婦
素直に「相手を立てる」ことはなかなか難しいかもしれませんが、芸能界ではたびたび"相手を立てる夫婦"の姿が話題に。たとえば6月5日に女優の蒼井優さんと電撃婚を発表した南海キャンディーズ・山里亮太さんは、当日の結婚会見で男気を発揮しています。
蒼井さんが"恋多き女優"で有名なことから、レポーターから「芸能界一のモテ女優」という表現が。すると山里さんは「やっぱり心配されますよね」とこぼしつつ、「(蒼井さんは)本当に純粋で、楽しいときには笑って、泣きたいときはすごい泣くっていう。みんなが思い描くのとちょっと違う」と蒼井さんをフォローしました。
続いて芸能界の仲良し夫婦として有名な、DAIGOさん・北川景子さん。DAIGOさんは昨年、北川さんが主演した映画「スマホを落としただけなのに」の鑑賞をインスタグラムで報告。「映画は素晴らしかった!! とても楽しめたし、いい時間だった!!」と絶賛し、キャスト名を列挙した最後に「#奥さんも」と表記して「#最高でした!」と綴っています。
恥ずかしがらずに相手を立てることも、円満な夫婦関係の秘訣かもしれませんね。
文/藤江由美