「結婚」と聞くと誰もが祝福してくれるイメージですが、「2度目の結婚」となると相手の反応もまた変わってきます。つい先日も、再婚予定の女性のお悩みが注目の的に。そこで今回は、"再婚のタイミング"に悩む2人の女性をご紹介していきましょう。
1年未満で再婚... これって早すぎる?
今月入籍予定だというAさんは、会社の先輩からの"ある一言"にお悩み中。実は今回の入籍は彼女にとって2度目の入籍で、前夫との離婚から僅か10カ月で再婚に至りました。しかしその話を聞いた会社の先輩は、「早すぎる」「せめて来年の方が良かったのでは?」と苦言を呈してきたそうです。
先輩の言い分については賛否両論あるようで、ネット上では「確かにちょっと見境ないかな。離婚してからまだ1年も経ってないもんね」「私は先輩の言ってること理解できるなぁ」「何度結婚しようが、離婚しようが当人の自由」「出会いなんていつあるかわからない。そのタイミングを他人がどうこう言う筋合いはないよね」といった声が。
一方高校1年生の息子を持つシングルマザー・Bさんも、Aさん同様"再婚のタイミング"に頭を悩ませるひとり。先日交際中の男性からプロポーズされたものの、「交際期間がまだ1年未満」「子どもが思春期」という点がどうしても気になるといいます。
「客観的な意見を聞きたい」という彼女の要望に対し、世間からは「せめて息子さんが高校を卒業するまでは待ったら? 高1はまだ多感な年頃」「自分なら子どもが成人するまで再婚しないかな」「私も母子家庭の高校生ですけど、親が再婚したら泣くかも。なんか親の再婚って生々しくて嫌だ...」などの意見が寄せられました。
多くの人が"子ども中心"の考えを示す一方で、「1回失敗してるのにたった1年で何がわかるの?」「もっと慎重になるべき」と"交際期間"に言及する声も。中には「交際期間1年って短いのかな?」「長く付き合えばいいものでもないし、息子がOKなら何も問題ないのでは?」とBさんを擁護する声も上がっています。
「死別後に再婚したい」と考える人は約7割!?
"再婚"といえば、死別後に新たなパートナーと再婚する「死別再婚」も社会テーマになりつつある話題。配偶者と死別した単身者を"没(ボツ)イチ"と呼び、1990年から2015年の25年間で65歳以上の"没イチ"率は1.5倍に増加しているそうです(「総務省」調べ)。そこでここからは、「死別再婚」についてスポットを当てていきましょう。
2018年11月に発表された「死別再婚」に関するアンケート調査(「株式会社よりそう」調べ)によると、没イチの約7割が「死別後に再婚したい」「死別再婚を妨げる理由が解消されるなら再婚したい」と回答しています。
一方「死別再婚を妨げる理由」について尋ねてみたところ、第1位には「死別した配偶者に申し訳ない(27%)」がランクイン。次いで2位以降には「親類からの評判や批判が気になる(20%)」「世間体が気になる(12%)」「子どもが再婚を理解してくれるか不安(12%)」が並びました。
初婚とはまた違った悩みが生じる"再婚"。できることなら誰もが祝福してくれる再婚を果たしたいところですね。
文/藤江由美
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