「大人の思い込み」で子どもの可能性を狭めないために...。子どもが自分で選ぶことの大切さ

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すると、ボランティアの大人は男の子の見た目をした赤ちゃんには、いわゆる男の子のおもちゃを選びました。女の子の服を着た赤ちゃんには、女の子向けのおもちゃを選びました。実験の結果、大人は見た目で性別を判断していること、そしてその性別にあわせておもちゃを選ぶことがわかりました。

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大人たちにこの事実を伝えると、「えっ男の子?」「私は自分では男らしく女らしくを押し付けていないと思ってたのに...見た目で判断して性別への思い込みがあったんですね...」とコメント。

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華子先生「実験結果のように、大人は無意識に思い込んでいることがあるんです」

マコさん「なるほど...。私、子どもの歯ブラシをこの前買ったんですが、アララには水色、ユララにはピンク、って思って買ってしまったけれど、それも...」

華子先生「思い込み入ってますね〜。確かに性別で色分けした商品は多いですが、色に性別はないじゃないですか」

マコさん「確かにない!わかりやすいって私たちが思ってるってことは思い込みだったんですね〜」

 
※本記事は島村華子監修、てらいまき著の書籍『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』から一部抜粋・編集しました。
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