中古住宅の満足度はどのくらい? マイホームに中古を選んだ人々のホンネ

誰もが1度は夢見る"マイホーム"。人生最大の買い物ともいえるマイホームは、悩みどころがいっぱいありますよね。一戸建てかマンションか、そもそも「新築」か「中古」にするのかも悩みの種に。つい先日も、主婦界隈で「『中古住宅』にして良かったと思う?」という話題が注目を集めました。果たして"中古住宅の満足度"は、一体どれくらいなのでしょうか。

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中古住宅の満足度は高い? それとも低い?

例えば"築6年の中古住宅を購入した"という女性は、現在の住まいについて「満足している」と話しています。もともとは新築しか考えていなかったそうですが、「注文住宅は価格が高い上に面倒くさい」「建売住宅は気に入った間取りがなかった」という理由から中古住宅も視野に入れることに。おかげで立地・広さ・間取り・値段など、文句なしの物件が見つかったそうです。

いっぽう"築34年のマイホーム"を購入した女性も、中古住宅に満足するひとり。彼女の場合は"子どもや飼い猫がいるので新築だと神経質になりそう"と考え、中古住宅を購入しました。住み心地についても「思った通り、ストレスなく過ごせる!」「水回りなどの気になる箇所はプチリフォームしたので、使い勝手や気分も問題なし」と太鼓判を押しており、加えて「何より10年ローンなのが嬉しい」とコメントしています。

他にもネット上では、「新築だと高くつくので中古マンションを購入。近隣の賃貸より広くてしっかりしているので大満足!」「うちはローンが5年で終わり、かなり貯蓄に回せました。新築じゃこうはいかない...」「家よりも立地を優先したくて中古にした」などの声が。

しかしその一方では、「いくらリノベ済みでも外観の古臭さが拭えない」「配管の劣化がどうしても気になる」「物件にもよるんだろうけど、やっぱりガタを感じるよね」「今の住まいに不便さはないけど、やっぱり新築に憧れる」という後ろ向きなコメントも寄せられました。


中古住宅購入者の約6割が"値引き"に成功!?

"中古住宅の満足度"に対して、様々な意見が集まった今回の一件。2017年4月に発表された「中古住宅調査」(「株式会社LIFULL」調べ)によると、新築住宅と比べた"中古住宅のメリット"第1位には「安く購入できる(59.3%)」がランクインしています。

ちなみに2位以降には、「実際に物件を見ることができる(33.1%)」「自分に合ったタイミングで住むことができる(24.8%)」「景観など、周辺環境を見てから購入することができる(19.5%)」「人気のエリアに住みやすい(18.3%)」といった回答が。

さらに同調査では、回答者の6割以上が"売り出し価格より安く購入している"ことが判明。「売り出し価格に対する値引き状況」について尋ねてみたところ、最も多かったのが「100万円未満の値引き(34.8%)」でした。次いで多かったのが「100万円以上の値引き(23.3%)」、中には「500万円以上の値引き(6.2%)」に成功した人もいるようです。

価格や立地など、様々なメリットがある"中古住宅"。もしマイホームを購入する時がきたら、あなたは新築と中古住宅のどちらを選びますか?

文/藤江由美


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