なるべくお得に親の家を処分したい。どうすれば?

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生まれ育った家には、幼い頃からの思い出がたくさん詰まっていますよね。しかし両親が高齢になると、家の処分を考えなくてはいけなくなることも。親の家を処分するにはどうすればいいのか、アンケート調査や世間の声を参考に見ていきましょう。


「親の家」についての悩み

今年6月、株式会社リビングくらしHOW研究所は「親の家」に関する悩みがある(あった)女性を対象としてアンケート調査を実施。715人の回答者に対して、「親の家」についてどんな悩みを抱えているのかを質問しました。

悩みのジャンルとして3番目に多かったのは「売却」の30.8%で、2位は「相続」の39.7%。そして「片付け」が61.0%を集めて断トツの1位に輝き、過半数の人が家の片付けについて悩んでいるのがわかります。

また「親の家」の現状を尋ねてみると、最多となったのは「親や自分や親戚が住んでいる」(81.5%)という結果に。続く2位には「誰も住んでいない」(11.2%)がランクインしていて、回答者の親の家のうち、約1割の家が"空き家"状態になっていることが明らかになりました。


家を売る際には家屋を取り壊すべき?

空き家状態で放置するくらいなら、できるだけ利益が出るように処分したいもの。いざという時に備えて、処分の仕方を考えておきたいところです。

ネット上では以前、「40年前に両親が購入した家を持て余している」という女性の悩みが注目を集めていました。その家には高齢の母親が1人で住んでいるため、いつ処分が必要になってもおかしくない状態。家自体には価値がないと考えているのですが、土地を売却する際の段取りについて不安があるそう。価値がない家と一緒に土地を売ればいいのか、家を取り壊してから土地を売るべきなのか悩んでいるといいます。

女性へのアドバイスとしては、「家の解体費用は安くないし慎重に考えるべき。もし住んでるところが田舎だったり家が古くても、ちょっと変わった買い手がつくことはあります」「住居を取り壊すと土地にかかる固定資産税が高くなるから、すぐに売却するつもりがないなら気をつけた方がいいですよ」「家のなかにある不用品を処分するのも費用がかかるので、ちょっとずつ身内で整理を進めておくのがおススメ」などの意見が。

また実際に家を処分した経験がある人からは、「私も両親が亡くなって実家を売却したことがあります。不動産屋と相談して、家の中までそのままの状態で買い取り業者に転売しました」「ボロ家だったので家には価値がないと思っていたけど、売り出してみたら古民家カフェにしたいという申し出があってびっくり。取り壊さずに売れたのでよかったです」といった声が上がっていました。

家の処分方法についてはまさにケースバイケース。1人で悩むのではなく、まずは不動産業者などに相談してみるのがいいかもしれません。

文/藤江由美


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