いつもの豆腐が濃厚味に! プロに教わる「レンチン冷ややっこ」テク

今年も猛暑が予想される夏。暑い日に食欲が落ちつつ、でもしっかりたんぱく質もとれるのが、「冷ややっこ」。今回は、そんな「冷ややっこ」にひと手間かけてぐっとおいしくするワザをご紹介します。管理栄養士の成澤文子(なりさわ・あやこ)さんに教えていただきました。

※この記事は月刊誌『毎日が発見』2022年7月号に掲載の情報を再構成したものです

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豆腐の味が濃厚になる温度は16~19度が正解でした!

いつものスーパーのお豆腐が、簡単なテクニックで極上の味わいになることをご存じでしたか?

「冷蔵庫から取り出してすぐのお豆腐は、温度が低過ぎて大豆の香りやうま味を感じにくい状態にあります。逆に20度以上まで温めてしまうと『冷たくてのど越しがよい』というメリットが消えてしまいます。おいしくなる適温は16~19度。電子レンジにかけるだけで、冷ややっこならではの涼感、味、香りが楽しめる『極上冷ややっこ』が完成します」(成澤さん)

たんぱく質が豊富で低カロリーな豆腐は、夏バテ予防のために毎日食べたい一品。

健康的な薬味を添えて、夏の味覚を楽しみましょう。

「極上冷ややっこ」を作る手順

(1)電子レンジで50秒加熱

あらかじめ薬味を用意する。冷蔵庫から取り出した豆腐は、1人分(100g)ずつに切り分けて耐熱皿に移し、ラップをかけ150~200Wの電子レンジ(解凍モードでも可)で50秒加熱する。

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(2)水気を切って器に盛る

電子レンジから取り出したら水気を切って器に盛り、素早く薬味をのせ食卓へ。好みの豆腐によりおいしく感じる温度が異なるので、加熱時間を変えて試すことをおすすめします。

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取材・文/和栗 恵 撮影/米山典子 栄養計算/成澤文子

 

<教えてくれた人>

管理栄養士・料理研究家

成澤文子(なりさわ・あやこ)さん

家庭で作れる本格レシピが人気。メディア、企業に向けたレシピ提案から食育指導、特定保健指導など健康支援でも活躍中。

この記事は『毎日が発見』2022年7月号に掲載の情報です。

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