日本人夫婦の3組に1組が経験してしまうという離婚。しかし離婚をしたら全てスッキリ解決するわけではなく、元パートナーは別の場所で生活を続けます。元パートナーとの関係性に悩み、苦悩する声がネットに上がっていました。
元夫の妻が「二度と会わないで!」と要求
先日お悩み相談サイトに投稿されたのは、「元夫の奥さんの要望に納得できません」というトピック。投稿者の女性は、10年ほど前に多忙によるすれ違いや価値観の違いから離婚。しかし2人の間には子どもがいるうえ、仕事仲間でもあるため友人のような付き合いが続いていたそう。
すると一昨年再婚した元夫の妻が、「付き合いを止めてほしい」と投稿者に直接連絡してきたといいます。投稿者は「元夫と2人きりで会うことはなく、仕事の関係で連絡を取り合ったり仕事仲間として他の友人も何人もいる状況での食事会や飲み会等はあるが、それだけの付き合い」と元夫の妻に説明。
それでも元夫の妻は「二度と会わないでほしい」と譲らず。子どもとの面会に関しても徐々に減らしていき、高校卒業を目処に「子どもも元夫に会わないでほしい」と要求してきたようです。投稿者は「仕事上絶対に会わないというのは無理ですし、子どもの面会に関してはこちらこそそのような言い分は納得できません」と悩んでいました。
この悩みに対して、ネット上では「元夫の妻が、あなたを嫌がる気持ちは当然」「元夫の妻の気持ちは理解できる」「食事回数を減らすなど、向こうの家庭に配慮するべき」といった声が上がっています。しかしその一方で「子どもが父親に会う権利を奪うのはおかしい」「家庭内の揉めごとは家庭内で解決してほしいもんだね。夫に相談しなよって話」など、元夫の妻を非難する声も上がりました。
元パートナーとの理想の距離感は?
元夫との距離感は難しく、人によって対応が大きく変わるようです。浮気をされて離婚した妻は、その後元夫が優しくなっても会うたびにイライラする気持ちが沸いてしまうことがあるそう。また、完全に他人になってしまったという人も多数。連絡先もどこに住んでいるかも分からないという人もいます。
しかし難しいのが、子どもがいるケース。元夫との仲は悪いが、子どもと元夫は仲が良く「私は元夫の番号やメアドも知らないけど、娘とはLINEをしてる」といった例も。そんな中で、「元夫に直接会ってないけれど、メールで写真を送ったりして子どもの成長や近況などは知らせています。良い距離感だと思ってます」と語る人もいました。
元パートナーとの理想の距離感は人によって大きく違うので、それぞれがストレスにならない関係を探し出す努力が大事かもしれません。
文/藤江由美