<コン>コンパクトに収納
掃除アイテムはまとめて1カ所に
「掃除用具は使う場所に置いておくと便利なものですが、1カ所にコンパクトにまとめると、家族みんなが探しやすく使いやすくなります。ワイヤーラックを壁に付け、そこにまとめて掃除用具を吊るしておくと、さっと掃除に取り掛かれます」(井田さん)
掃除機やフロアモップなどの掃除用具がずらり。まとめておくことで、家族も使いやすくなるそう。
エコ洗剤はまとめて洗面所の引き出しへ。コーヒーの空きビンが活躍。
2WAY寝具で布団の数を減らす
「数が増えがちな布団類は、2WAYの寝具を使って便利に数を減らしましょう。私が使っているのは、ふっくらした木綿の掛け布団カバー。夏は肌掛けとして使い、冬は中に羽毛布団を入れて使っています。毛布も不要になり、収納スペース減に役立ちました」(井田さん)
年賀状フォルダーは使わない
「年賀状専用フォルダーを使うと見た目はキレイですが、捨てるときに取り出す手間がかかります。そこで考えたのが、粘着テープで背貼りするだけの収納法。年賀状は文庫本と同じサイズなので書棚にしまうことができ、処分もラクになりました」(井田さん)
<カン>簡単に収納
冬用衣類はスーツケースにしまう
「ダウンジャケットなどかさばる衣類は、スーツケースへ。風呂敷に包むと空気を抜くのがラクになり、簡単にコンパクトにすることができます。旅行の際は包みごと取り出すだけ。とても便利ですよ」(井田さん)
スーツケースを使えば、わざわざ衣類用のケースを購入する必要がなくなります。
来客用スペースを空けておく
「客間の押し入れには、お客様が持ってきたバッグ類がすっぽり入る程度の空間を設けています。部屋に大きな荷物があると布団を敷いた際に歩く場所がなくなったりして不便なものですが、空きスペースがあればストレスなく過ごしてもらえます」(井田さん)
空けておくのは、スーツケースが入るくらいのスペースでOK 。
引き出しの仕切りは牛乳パックが便利
「引き出し内の仕切りは、汚れに強い牛乳パックで作ると便利。形がそろわないものも柔軟に仕切ることができます」(井田さん)
作り方
(1)牛乳パックを洗って乾かし、注ぎ口のまわりを切る。
(2)赤線のように、縦一辺を切り、底部は斜めに切る。
(3)中央部を山折りにし、W字型にする。
(4)(3)を2つ重ねたら、仕切りのサイズに合わせて伸縮させ、ホチキスで留める。
構成・取材・文/和栗 恵 撮影/齋藤ジン