夫はカリッ、妻はふんわり。朝食の主役はこだわりのパン/ふたりのごはん(3)

縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p022_02.jpg

日々健康で明るく過ごすための源となるのは、「食べ飽きないふだんのごはん」。ですが、飾らない家庭料理ほどごまかしがきかず、意外と難しいですよね。新鮮な素材選び、調理のひと手間、火加減......。特別な素材や技術がなくても、ほんの少しの工夫で、ぐっとおいしく仕上がるものです。

本書『ふたりのごはん』では、ホテルオークラ元総料理長の根岸規雄さんと料理研究家の石原洋子さんご夫妻が、日々の食卓を紹介。旬の素材を基本的な調味料でおいしくいただくアイデアの数々を学び、シンプルかつ豊かな食生活を楽しみましょう。今回は3回目です。

◇◇◇

前の記事「もと総料理長が作る朝食とは? 梅肉入りスムージーでビタミン補給/ふたりのごはん(2)」はこちら。

 

夫が作る定番朝食

〈作り置きのサラダとハム、チーズで手軽に〉

コールスローサラダなどキャベツ、にんじん、玉ねぎをオリーブ油とあわせ、コールスローサラダにして作り置きしておきます。1品作り置きがあると、朝、気持ちが楽になるのでおすすめです。(規雄)

パンにバターを塗ってコールスローサラダをのせ、チーズとハムでサラダを覆うようにして食べます。あとはフルーツを入れたヨーグルトも。朝はしっかり食べるのが日課です。その代わり、お昼は控えめにしています。(洋子)

縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p022_01.jpg

いつものチーズとハム。プレーンヨーグルトも欠かさない。

縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p022_02.jpg

カンパーニュのパンは洋子さん用。「毎日薄切りを1枚。しっかり食べておくとお昼に仕事があってもおなかがすきません」

 

それぞれのこだわり

〈バゲットとカンパーニュ〉
パンは大好きです。特にバゲット。昔からお気に入りのパン屋さんが何軒かありますので、必ず買いに行きます。多めに買ったらすぐに冷凍して保存します。焼き方にもこだわっていて、私はカリカリ派。しっかりトーストしてルバーブのジャムを塗る。これを1年360日は食べています。(規雄)

縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p023_01.jpg

規雄さんお好みのルバーブのジャム。「毎日欠かさずつけて食べます」

縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p023_02.jpg

焼くときはアルミ箔に包んで。パリッとさせたいので、途中でアルミ箔をはがして焼く。

縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p023_03.jpg

バゲットは買ってきたらすぐ小さく切って保存袋に入れ、冷凍保存する。

私はフランスパンでもバゲットよりカンパーニュのようなやわらかいパンが好み。焼くときも焦がさない程度に短時間でいいのです。ふたりの好みは譲れず、それぞれ別の種類のパンを、別々の焼き方で食べているのです。焼くのは夫ですけれどね。(洋子)

次の記事「冷やしていただくのも美味! 毎朝食べたい世界一のフレンチトースト/ふたりのごはん(4)」はこちら。

撮影/南雲保夫

根岸規雄

1941年、埼玉県生まれ。東京YMCA国際ホテル専門学校卒業後、ホテルオークラ東京の料理人に。開業以来50年にわたり腕をふるい、第四代総料理長(2001〜2009年)を務める。フランス農事功労賞シュバリエ受章。現代の名工受賞。学校法人北陸学園理事。著書は『ホテルオークラ総料理長の美食帖』(新潮新書)。


石原洋子

料理研究家。自由学園に学ぶ。卒業後は、家庭料理、中国料理、フランス料理など各分野の第一人者に学び、料理家のアシスタントを務めたのち独立。自宅で開く料理教室は40年以上になる。確かな技術に基づく指導に定評があり、テレビや雑誌などで活躍中。著書は『本当は秘密にしたい料理教室のベストレシピ』(朝日新聞出版)ほか多数あり。

 

書影.jpg

『ふたりのごはん』

(根岸規雄、石原洋子/KADOKAWA)

朝食は「世界一のフレンチトースト」。ホテルオークラ東京で総料理長を務めた夫と、メディアでも活躍する料理研究家の妻。食を極めたシニア夫婦が綴る、"ふだんのごはん"の数々。日々試したい献立から、常備菜や保存食、キッチン道具の話まで、食生活を豊かにするヒントが満載。

この記事は『ふたりのごはん』からの抜粋です

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP