「一日一個のりんごは医者を遠ざける」などといわれてきたように、健康効果の高い果物として知られるりんご。旬のいまは、栄養価とおいしさが増し、値段もお手頃。りんご酢にすれば、毎日無理なく食卓に取り入れられます。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「りんごのおやつレシピ」を教えてもらいました。
【前回】手作り「りんご酢」をつかったボリューム主菜レシピ2選/りんご酢とりんごレシピ
【最初から読む】血圧や血糖値、腸内環境に働きかける! レンチンで手軽にできる「りんご酢」の作り方
レンチン焼きりんご
1個分244kcal/塩分0.2g
材料(1個分)
りんご(紅玉)...1個(200g)
(A)グラニュー糖...大さじ2
(A)シナモン(粉)...少々
(A)バター...小さじ2(8g)
シナモン(粉)...少々
作り方
(1)ボウルにAを入れ、滑らかになるまで練り混ぜる。
(2)りんごは洗って水けを拭き、ペティナイフで軸の周りに円錐状に切り込みを入れる。
(3)スプーンなどを使って種があるところまで果肉をかき出す。
(4)ナイフの先で10カ所ほど皮を突き、加熱時の破裂防止をする。
(5)芯をくりぬいたところに(1)を詰める。
(6)耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで4分加熱する。
(7)器に盛り、残ったシロップを芯の穴に戻し、シナモンを振る。
りんごチップス
りんごチップス全量114kcal/塩分0g
材料(作りやすい分量)
りんご...1個(200g)
作り方
(1)りんごは洗って水けを拭き、2~3mm幅の輪切りにする。スライサーを使うと厚みが揃う。全円にならなくてもよい。
(2)大きめの耐熱皿にペーパータオルを敷き、(1)を並べる。50g程度並べられる。
(3)ラップなしで電子レンジ600Wで4分、しんなりするまで加熱する。
(4)取り出してペーパータオルで押さえ、水分を除く。耐熱皿の水けも拭き取る。
(5)新しいペーパータオルに敷き替えて並べ、電子レンジ600Wでさらに30秒加熱する。
(6)取り出してペーパータオルで押さえて水分を取る。
(7)盆やバットにクッキングシートを敷き、(6)を並べ、ラップはかけないで1日部屋干しをするとパリッとしたりんごチップスができあがる。残りのりんごも同様に作る。
アップルティー
紅茶を淹れて適量のりんごチップスを加える。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景) 取材協賛/(株)西村りんご園