何年も同じぬか床を保存して、毎朝の食卓にぬか漬けを並べていらっしゃる方も多いと思います。いちばん手頃な発酵食品であるぬか漬けは、野菜を生で食べられ、植物性の乳酸菌も摂れる優秀な食品。いつものぬか漬けの材料をちょっと変えてみませんか?
もう一度見直したいぬか漬け「基本のぬか床」
材料(管理しやすい分量)
ぬか...500g
水...2と1/2カップ
塩...50g
しょうが、にんにく...各1かけ
赤とうがらし...1本
煮干し...10尾
昆布...15㎝1枚
作り方
容器に全部の材料を入れて混ぜる。1週間ほど野菜くずを入れ、毎日混ぜると、ぬか床ができるので漬け始める。
きゅうりや大根以外にもいろいろな食品が漬けられます
ゆで卵、水煮大豆、豆腐、するめいか、じゃがいもなどの食材もOKです。
↓
ぬか床ができたら、好みの野菜などを漬ける。一昼夜ほど(季節にもよるが)漬けると食べ頃に。ぬかを洗い落とし、適当な大きさに切って皿に盛る。
ぬか漬けをおいしくするには
にんにく、しょうが、赤とうがらし、煮干し、昆布など、定番のぬか床のうま味を増す食材を加えます。
このほかに大豆、するめいかなどそのものも食べられ、うま味を出す食材も入れてみましょう。
おいしくなります。
ぬか床のお手入れ
ぬか漬けを取り出すときに、容器の周りにぬかが付いてしまいます。
きれいにふき取りましょう。
また、水分が上がってきたら、ペーパータオルで吸水します。
毎日のお手入れで、カビを生やさないようにしましょう。
また、ぬか漬けの容器は、冷蔵庫で保管すると良いでしょう。