乾燥肌や疲れ、風邪、冷えの対策に。冬の体を整えるコーヒーアレンジ術【管理栄養士の成澤文子さん】

<気分の落ち込みに>
バナナ豆乳コーヒー
1人分121kcal/塩分0.1g

乾燥肌や疲れ、風邪、冷えの対策に。冬の体を整えるコーヒーアレンジ術【管理栄養士の成澤文子さん】 2402_P006-007_03.jpg

バナナに含まれるアミノ酸の一種・トリプトファンは、イライラや気鬱になりやすい冬に効果的。豆乳に含まれるサポニンにより、血液をきれいにする効果も期待できます。

材料(1人分)
ホットコーヒー...70mL
バナナ...1本
豆乳...100mL
ミントの葉...適宜

作り方
(1)バナナは皮をむいて耐熱マグカップに入れ、フォークでペースト状につぶす。
(2)(1)に豆乳を注いで混ぜ合わせ、600Wの電子レンジで1分~1分30秒ほど加熱する。
(3)(2)にコーヒーを注いで混ぜ、ミントの葉をのせる。スプーンを添え、スイーツ感覚ですくいながらいただく。

<風邪・冷え予防に>
かぼちゃシナモンコーヒー
1人分140kcal/塩分0g

乾燥肌や疲れ、風邪、冷えの対策に。冬の体を整えるコーヒーアレンジ術【管理栄養士の成澤文子さん】 2402_P006-007_04.jpg免疫力アップが期待できるかぼちゃと、体を温める効果があるシナモンを加えた、風邪予防におすすめのアレンジ。かぼちゃに含まれるビタミンEが血行を促進。冷え改善にも役立ちます。

材料(1人分)
ホットコーヒー...70mL
かぼちゃ...70g(種と皮を除く)
牛乳...100mL
シナモンパウダー...適量

作り方
(1)かぼちゃはひと口大に切って耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで2分ほど加熱し、フォークでつぶす。
(2)鍋に牛乳と(1)を入れて温め、マグカップに注ぐ。
(3)(2)の上からコーヒーをゆっくりと注ぎ、仕上げにシナモンを振る。

こんなアレンジもおすすめ
・粒あんを加えた「コーヒーぜんざい」(疲労回復に)
・純ココアを溶いた「カフェモカ」(血圧降下に)
・練り黒ごまと豆乳を加えた「黒ごまラテ」(血栓予防に)

構成・取材・文/和栗 恵 撮影/齋藤ジン 栄養計算/成澤文子

 

<教えてくれた人>

管理栄養士・料理研究家
成澤文子(なりさわ・あやこ)さん

家庭で作れる本格レシピが人気。メディア、企業に向けたレシピ開発・提案から、食育指導、特定保健指導など健康支援でも活躍中。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP