「これ、笑っていいの?」気づくと恨みを買っている「笑ってくれゲーム」/イヤな人間関係(7)

「笑ってくれ」ゲームから抜け出す方法

それでは、「笑ってくれ」ゲームから抜け出すためにはどうすればいいでしょうか?


●4つのゲームの終わらせ方

(1)ミスをしない

(2)仕掛け人の否定的な気持ちに反応しない

(3)大人の対応を心掛けて事実を告げる

(4)ゲームの場から離れる


(2)「仕掛け人の否定的な気持ちに反応しない」が効果的です。

仕掛け人の行動の背景には、根深く自分を否定する傾向があるので、その自分を否定する点を刺激しないことが大切です。

つまり、仕掛け人が自分を卑下して笑いを誘っても笑わないこと、周囲にも笑わせないことです。

特に、仕掛け人が落ち込んでいる時は、注意が必要です。

仕掛け人の話は、本来であれば笑う場面ではないことが多く、笑わないほうが仕掛け人のためにもなります。

また、(3)「大人の対応を心掛けて事実を告げる」も有効です。

「笑いごとではないと思います」と事実を告げることで、仕掛け人が自分で自分を否定していることに気づくことができます。

仕掛け人がゲームをはじめたら、(4)「ゲームの場から離れること」も、仕掛け人を笑い者にしないので有効な方法です。

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「これ、笑っていいの?」気づくと恨みを買っている「笑ってくれゲーム」/イヤな人間関係(7) 168-c.jpg

心理学の理論をもとにした10のゲーム。5章にわたって人間関係のルールとトラブル攻略法が解説されています

 

高品孝之(たかしな・たかゆき)
1960年北海道生まれ。臨床心理士。一級交流分析士。博士(教育学)。早稲田大学国文科卒業後、高校の教員になるも人間関係のトラブル解決の困難さを目の当たりにし、心理学を学ぶ。北海道大学大学院教育研究科博士後期課程を修了後、30年間、高校の現場で心理学的手法を用いて、生徒と生徒、生徒と親、親と親など、さまざまな人間関係のトラブルを解決してきた。

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『イヤな人間関係から抜け出す本』

(高品孝之/あさ出版)

他人を陥れたり、身内でごたごたしたり、人間関係のうんざりする状況…どうにかしたい! そんなときに使える心理学を基にした「トラブル回避術」を、身の回りでよくある人間関係のパターン別に解説してくれる攻略本。人間関係をゲームと捉えてうまく立ち回れば、意外とスムーズに解決するかも!

※この記事は『イヤな人間関係から抜け出す本』(高品孝之/あさ出版)からの抜粋です。
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