必須アミノ酸を多く含み、抗酸化作用も! 揚げてもおいしい「納豆かき揚げ」と「納豆春巻き」

納豆は蒸し煮大豆に納豆菌または麹菌をかけ、発酵作用によって熟成させた食品です。大豆のたんぱく質が発酵により、とても消化しやすい形になります。昔から日本の食卓で親しまれてきた、低カロリー高たんぱくのすぐれた健康食品、日本が誇る発酵食です。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに、「揚げ物の納豆レシピ」を教えてもらいました。

【前回】血栓に働きかけ、骨粗鬆症予防にも効果的! 炒めておいしい「納豆とレタス炒め」と「納豆にら玉」

《揚げ物》

納豆かき揚げ

必須アミノ酸を多く含み、抗酸化作用も! 揚げてもおいしい「納豆かき揚げ」と「納豆春巻き」 2203_P042_01.jpg

1人分202kcal/塩分0.9g

材料(2人分)
納豆...2パック(90g)
添付のタレ...2パック
しらす干し...10g
三つ葉...3本
紅しょうが...20g
天ぷら粉...大さじ1

└天ぷら粉...50g
冷水...1/4カップ
揚げ油...適量

作り方
(1)三つ葉は2~3cm長さに切り、紅しょうがは汁けをきる。

(2)納豆にタレと(1) 、しらす干しを合わせ、天ぷら粉を振り入れて全体を混ぜる。

(3)天ぷら粉に冷水を加えて混ぜ、衣を作り、(2)を加えて混ぜる。

(4)揚げ油を170~180度に熱し、(3)をスプーンですくって入れ、両面を4分かけてこんがり揚げる。

納豆春巻き

必須アミノ酸を多く含み、抗酸化作用も! 揚げてもおいしい「納豆かき揚げ」と「納豆春巻き」 2203_P042_02.jpg

1人分194kcal/塩分1.4g

材料(2人分)
納豆...1パック(45g)
添付のタレ...1パック
カットわかめ(乾燥)...2.5~3g
春巻きの皮...6枚
塩、こしょう...各少々
のり
薄力粉...大さじ1
水...小さじ2~3
練り辛子、揚げ油...各適量

作り方
(1)わかめは水で戻し、2~3cm角に切る。

(2)納豆にタレと(1) を加えて塩、こしょうをしてよく混ぜる。

(3)春巻きの皮に(2)をのせ、のりを作り、皮の両端に塗って手前から巻く。巻き終わり
ものりで留めて押さえる。

(4)160度に熱した油でプッとふくらみ、きつね色になるまで裏表を返しながら揚げる。器
に盛り、練り辛子を添える。

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取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

この記事は『毎日が発見』2022年3月号に掲載の情報です。

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